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ソフトバンク、11月から下り最大110Mbpsの「SOFTBANK 4G」を提供
ソフトバンクモバイルが11月1日から、下り最大110Mbpsの「SOFTBANK 4G」を提供。XGPを高度化した通信方式で、TD-LTEと互換性があるという。
ソフトバンクモバイルが、11月1日から下り最大110Mbpsの高速通信に対応する「SOFTBANK 4G」の提供を開始する。2011年秋冬モデルの発表会で、同社社長の孫正義氏が明らかにした。
SOFTBANK 4GはXGPを高度化した通信方式で、「TD-LTEと100%互換だ」と同氏。11月1日からテスト運用を始め、2月頃をめどに本格展開を開始する予定。エリア展開については、2012年度末には政令指定都市の99%をカバーするという。
対応端末の第1弾として、4GとULTRA SPEED(下り最大42Mbps)に対応するモバイルWi-Fiルータ「ULTRA WiFi 4G 101SI」を2012年2月以降リリースする予定だが、同モデルは下り最大76Mbpsまでの対応となる。
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