NTTドコモが4月4日、緊急速報「エリアメール」(災害・避難情報)の導入自治体が1000を突破したことを発表した。
同社は2011年7月1日から、地方公共団体などがエリアメールで災害や避難情報を配信する際の利用料金を無料化する取り組みを続けてきた。この取り組みを通じて導入自治体が急増し、2012年4月1日には全国1800ある自体のうち、1000を超える自治体がエリアメールの配信を導入した。4月4日現在、1010の自治体が導入している。エリアメール対応機種の利用者は現在4100万人で、2012年2月24日には津波警報の配信も開始した。
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