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スマホで撮った写真や好きな画像がARに――「PicSTAR」
クロス・コミュニケーションが、自分だけのオリジナルARが簡単に作れるスマートフォン向けアプリ「PicSTAR」を配信。名刺へのプリントや特別なメッセージの作成、Facebookでのシェアが可能だ。
クロス・コミュニケーションが、Android向けアプリ「PicSTAR(ピクスター)」を5月11日に配信した。ダウンロードは無料。
PicSTARでは、アプリ上で好きな画像を使ってオリジナルのARを作成できる。まず端末に保存されている画像を選んで送信し、自動生成されたQRコードを読み取り、カメラを通して専用マーカーをかざすとマーカー上に画像が浮かび上がる。専用マーカーは千円札でも代用可能だ。
トップページの「ARを作る画像を選ぶ」から、端末に保存されている画像を選び(写真=左端)、表示方向を決める(写真=左中)。その後端末をマーカーにかざすと、画像が浮かび上がる。右上のFacebookアイコンをタップすると、マーカーと画像のQRコードを投稿できる(写真=右中、右端)
QRコードはFacebookで友達と共有したり、メッセージカードや名刺にプリントしたりできる。あらかじめPicSTARのトップページからFacebookにログインし、マーカーで画像を浮かび上がらせている画面でFacebookアイコンをタップすると、マーカーとQRコードの投稿画面に移動する。投稿されたマーカーとQRコードを、アプリトップページの「QRで読み込む」から読み込むことで、AR化された画像が表示される。マーカーとQRコードを印刷する場合は、一度Facebookでシェアした上でPC上から画像を保存する必要がある。現在はAndroid 2.2以降の端末のみ対応しており、iPhone向けは5月下旬の配信を予定している。またリリースに合わせ、アプリ紹介ページにARで表示される特別メッセージも用意している。
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