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Androidスマートフォンで使える「3DMark」登場
Futuremarkは、3Dグラフィックスベンチマークテスト「3DMark」Android導入デバイス対応バージョンの配布を開始した。
使うテストは「Ice Stome」
Futuremarkが提供する「3DMark」シリーズは、PCのグラフィックス処理性能を測定するベンチマークテストとして長年にわたって世界中のユーザーが利用しており、その結果値は、PCのグラフィックス性能を示す標準的な指標となっている。
その最新版として2013年2月5日に「3DMark」が登場した(従来の3DMarkシリーズは、3DMark Vantage、3DMark 11と名称でバージョンが分かるようになっていたが、最新版から、単に3DMarkと表記するようになった)。最新版の3DMarkでは、Windows OSとx86系CPUを搭載するPCだけでなく、iOSやAndroidを導入するデバイスでも利用できるバージョンを提供し、PCやAndroidデバイス、iOSデバイスのそれぞれで測定したスコアと比較できるようになった。
Futuremarkは、先行してPC版から配布を開始し、すでにWindows RT版も用意しているが、ようやく、Android版も登場したことになる。なお、iOS版はまだ配布を開始していない。
Android版の3DMarkは、Google Playから無料で入手可能だ。ダウンロードサイズは、283Mバイト。対応するAndroidはバージョン3.1以上で、OpenGL ES 2.0に対応する必要がある。
なお、3DMarkの詳細解説と実際の測定結果については、別記事で紹介する予定だ。
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