GALAXY Note 3とGALAXY Gearの連携は“シームレス”――Samsung電子:IFA 2013(3/3 ページ)
ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2013」の開幕直前、Samsung電子が新製品発表会「Samsung Unpacked 2013 Episode 2」を開催。5.7インチディスプレイの「GALAXY Note 3」や、スマートフォンと連携する同社初のスマートウォッチ「GALAXY Gear」などを発表した。
さて同社初のスマートウォッチ、GALAXY Gearについては、Samsung Research Americaのシンクタンクチーム、プラナブ・ミストリィー氏が説明を行った。GALAXY GearはGALAXYスマートフォンのコンパニオンとしてシームレスな連携が可能であり、両者は別々の製品というよりもペアとして利用する、一体化した製品のようなものであるそうだ。
まずGALAXY Gearの質感は古くからある腕時計をイメージしているという。そのため画面の周りは金属のパーツを採用したとのこと。その一方でプライベートからビジネス、そして男性女性あらゆるユーザーが使えるように、6つのカラーバリエーションを提供する。
そして、先ほどまで2つしか説明の無かったGALAXY Note 3の3つめの特徴として、同氏はGALAXY Note 3と一体に利用できるGALAXY Gearの存在がその特徴であると語った。GALAXY本体はカバンの中に入れたまま、あるいはGALAXY本体を持てないときなど、GALAXY Gearを使えば通話やメールを読んだり、さらには内蔵のカメラでメモ撮影を行いGALAXY本体へ転送することもできる。
GALAXY Gearの本体サイズは、36.8(幅)×56.6(高さ)×11.1(厚さ)ミリ。正方形のディスプレイはタッチパネル対応の1.63インチ有機ELを採用した。バッテリーは25時間以上持つとのことで、まる1日の利用が可能だという。そして専用アプリを後から追加インストールすることもでき、ソーシャルサービスやモバイルヘルス関連のアプリもこれから多数登場するとアナウンスされた。
そして最後に、10インチディスプレイを搭載したAndroidタブレットの最新モデル「GALAXY Note 10.1 2014 Edition」も発表された。GALAXY Note 3と同じくLTEに対応し、クアッドコアまたはオクタコアプロセッサーを搭載。ディスプレイ解像度はワイドQXGA(2560×1600ピクセル)と、大画面を生かす高解像度となった。本体背面はレザー素材仕上げで高級感を演出している。なおLTEを搭載しないWi-Fiモデルも提供される予定だ。本体サイズは243.1(幅)×171.4(高さ)×7.9(厚さ)ミリ、重さはLTEモデルが545グラム、Wi-Fiモデルが535グラムだ。
関連記事
- 特集:IFA 2013
- IFA 2013:“スマートで自由だああ!”でありたいユーザーのための腕時計型デバイス──「GALAXY Gear」発表
GALAXY Gearを身につけたが最後、スマートフォンやタブレットデバイスとワイヤレスで接続して、メールやSNSが“いつでも”チェックできてしまうのであった。 - IFA 2013:“古きよき紙のノート”に近づけたい──「GALAXY Note 3」発表
サムスン電子はGALAXY Noteシリーズ最新モデルを発表した。5.7インチフルHD表示の有機ELディスプレイと厚さ8.3ミリで重さ168グラムのボディを採用する。 - IFA2013:「GALAXY Note 10.1」の2014年モデルは高精細で薄く軽量に
「GALAXY Note 10.1(2014 Edition)」は従来モデルよりも薄く軽くなり、WQXGA(2560×1600)ディスプレイを搭載。腕時計型端末「GALAXY Gear」と連係する。 - 「Galaxy Note 3」「Galaxy Gear」登場──ベルリンでサムスン“UNPACK”進行中!
サムスン電子は、独ベルリンで「UNPACKED IN BERLIN」を行い、「Galaxy Note 3」「Galaxy Gear」「Galaxy Note 10.1 2014 Edition」を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.