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米連邦通信委員会、Android版スピードテストアプリを公開 全米通信速度マップ公開へ
FCCが、携帯ネットワークおよびWi-Fiの全米通信速度マップ作成用データのクラウドソーシングを目的に、Android版スピードテストアプリを公開した。来年1月にはiOS版も登場する見込み。
米国の通信事業を監督する連邦政府の行政機関、連邦通信委員会(FCC)は11月14日(現地時間)、Android向けの無料スピードテストアプリ「FCC Speed Test」をGoogle Playで公開した(米国内でのみ利用可能)。アプリをインストールした端末の情報をクラウドソースとして利用し、来年公開予定の全米の通信速度が分かるインタラクティブな地図に反映させる計画だ。
インストールしたアプリはバックグラウンドで現在地のスピードテストを実施し、ユーザーはほぼリアルタイムで携帯キャリアのネットワークおよびWi-Fiの通信速度を確認できる。また、スピードテストの結果は匿名データとして収集される。
FCCは来年1月にiPhone版も公開する計画だ。
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