iOS版SkyDriveで写真と動画の自動アップロードが可能に
Microsoftのクラウドストレージ「SkyDrive」をiOS端末で利用するアプリがバージョン4.0になり、端末で撮影した写真と動画を自動アップロードする「カメラ バックアップ」機能が追加された。
米Microsoftは11月21日(現地時間)、クラウドストレージサービス「SkyDrive」の米AppleのiOS向けアプリをバージョン4.0にアップデートした。
このアップデートで、端末で撮影した写真や動画を自動的にSkyDriveにアップロードする「カメラ バックアップ」機能が利用できるようになった。
AppleのiCloudユーザーであれば、「フォトストリーム」機能を有効にしておくことで端末で撮影した写真を自動的にアップロードし、Windowsマシンでも閲覧できるが、動画には対応していない。また、自分のフォトストリームにアップロードした写真はそのままだと30日後に削除される。
米GoogleのiOS版Google+にも撮影した写真と動画の自動アップロード機能がある。Google+で利用できる無料ストレージの容量は、Google Driveと合わせて15Gバイトだ。SkyDriveの無料容量は7Gバイト。
また、米DropboxのiOSアプリにも自動アップロード機能「カメラアップロード」があり、同日のアップデートで動画にも対応した。
このアップデートでは他に、「Office Mobile for Office 365 subscribers」との統合が強化され、SkyDrive上のOfficeドキュメントを選択すると、Office Mobileで直接開けるようになった。また、アプリのデザインがiOS 7のフラットデザインに合わせて刷新されている(上図参照)。
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