初めて行く場所だって怖くない! 方向音痴の心強い味方――「Waaaaay!」:ソフトニック
「Waaaaay!」は、目的地までの方向と距離を案内するナビアプリです。矢印の指す方角に歩いて行くだけなので、方向音痴で地図を読むのが苦手な人にオススメです。
99%迷わない! Waaaaay!(うぇーい!)方向音痴のための距離と方向だけのナビ&待ち合わせ(以下、Waaaaay!)は目的地までの「方向」と「距離」を表示するナビゲーションアプリです。私も非常に方向音痴なので、電車の中で降りてからどこを歩いて目的地まで行くか常にシミュレーションするのですが、改札を出た瞬間に方向を失い、地図で再度確認したにもかかわらず間逆の道をずんずん…。とくに地下鉄を降りて地上に出た瞬間、全方位わからなくなることしばし。予定通りたどり着けなかったという経験が数知れずです。こういった経験のある人は必見のアプリです。
Waaaaay!には、1人で使う「目的地に向かうモード」と、2人で使う「待ち合わせモード」があります。どちらのモードでも位置情報サービスをオンにしておく必要があります。1人で使う場合には目的地を設定しておくと画面には方位磁石と目的地までの距離が表示されます。方位磁石が指す方向が目的地の方向なので「どの方向に歩けばいいか」を知ることができます。方向音痴が方向を見失うのは、「今歩いているこの道」に慎重になるあまり、全体的な方向性がわからなくなるためなので、この機能は非常に理にかなっていると思いました。
また、待ち合わせモードは友人との待ち合わせに便利です。地図の短縮URLが発行されるのでそれを待ち合わせする友達にLINEもしくはFacebook経由で共有します。相手に自分の居場所を伝えられるだけでなく、メッセージ機能を使ってコミュニケーションをとることもできます。「目印となるビルはどれ?」「先にお店に入ってて」などすぐに聞きたいことや伝えたいことがWaaaaay!を使いながらやり取りできて便利です。
Waaaaay!は直線の道を歩いている時は正確に表示されますが、公園を横切ったり歩道橋を使うとやや方向を修正するのに時間がかかるのでさらに精度が上がることに期待したいです。そのほかユニークな機能として方位磁石の矢印をサンマにする機能(有料サービス)があったり、アップデートのたびに開発者が開発秘話(悲話)などを書いていて非常に親近感が湧くのもこのアプリの魅力になっています。
外出が多いのに方向音痴が治らないという人、地図が読めないと不本意なレッテルを貼られている人も、Waaaaay!を使って「道に迷うのではないか」という根本的な不安を解消し、「道を歩くのは楽しい」という思いに変えられるかもしれません。
良い点
- 「どの方向に歩けばいいか」を知ることができる
- メッセージ機能を使ってコミュニケーションをとれる
- 「道を歩くのは楽しい」という思いに変えられるかも
- アップデートのたびに開発者の開発秘話が読める
惜しい点
- 斜めに道を横切ったりすると時々方向の精度が悪くなる
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