U-mobile、090番号も使える音声通話付きSIMカード発売――「Ascend G6」とのセット販売も
U-NEXTは、MVNOのモバイル通信サービス「U-mobile」に音声通話付きのSIMカードを追加した。MNPも可能で、「Ascend G6」などSIMフリースマホとのセット販売も行う。
U-NEXTは7月1日、モバイル通信サービス「U-mobile」で音声通話サービス付きSIMカードの販売を開始した。番号ポータビリティ(MNP)にも対応する。
U-mobileはNTTドコモのLTE/3G網を利用するMVNOサービス。従来はデータ通信のみの利用だったが、今後は090番などで始まる携帯電話番号を使った音声通話も可能となる。料金プランは、LTE通信が月間1Gバイトまでなら月額1660円(税別、以下同)だが、1Gバイト超過後は3Gバイトまで月額2960円になる2段階定額制の「ダブルフィックスプラン」、月間3Gバイト以下まで月額1980円で利用できる「スタンダードプラン」の2つを用意した。
どちらのプランともデータ通信量が月間3Gバイトを超過すると、通信速度を128kbpsに制限する。また制限速度を解除する追加チャージは、100Mバイト/300円、500Mバイト/500円、1Gバイト/800円の3種類をラインアップした。なお通話料は各プランとも30秒20円の完全従量制だ。
またSIMロックフリースマートフォン2機種とのセット販売も行う。機種はHuawei製の「Ascend G6」(2万9800円)と、プラスワンマーケティングが国内販売する「freetel priori」(一括購入時9800円/分割時の総額1万800円)の2つ。
Ascend G6とダブルフィックスプランのセット価格は月額2902円〜4202円で、スタンダードプランとのセット価格は3222円。またfreetel prioriとダブルフィックスプランのセット価格は月額2110円〜3410円で、スタンダードプランとのセット価格は2430円。
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