通信料で社会貢献「もしもシークス」先行予約開始――特典キャンペーンも
エックスモバイルは、通信料金を社会貢献に活用できる「もしもシークス」の先行予約を8月25日にスタート。60歳以上のユーザーとその孫を対象とした特典キャンペーンも用意している。
エックスモバイルは、同社が10月より開始するMVNOサービス「もしもシークス」の先行予約を8月25日に開始する。先行予約期間は9月30日まで。
「もしもシークス」は通信料金の一部を途上国の社会貢献に活用する仕組みを備えたMVNOサービス。プランは3種類。月額999円(税別)のデータ通信プラン「もしもしスタート」。このプランは高速データ通信を1カ月に1Gバイト分利用できる(1日に30Mバイトという制限もかかる)。上記のデータ量を使い切った後は、通信速度が最大200Kbpsに落ちる。
月額1799円(税別)のデータ通信プラン「もしもしスタンダード」は高速データ通信を1カ月に2Gバイト分利用できる(1日に60Mバイトという制限もかかる)プランだ。もしもしスタートと同様、上記のデータ量を使い切った後は、通信速度が最大200Kbpsに落ちる。
月額2799円(税別)の通話も可能なデータ通信プラン「もしもし 090プラス」は、上記2プランとは異なり、音声通話も可能なプラン。番号ポータビリティにも対応する。高速データ通信は1カ月当たり1Gバイト分利用可能(許容量を使い切ったあとは通信速度が200kbpsになる)。
契約時にはほかに契約事務手数料と初回登録費用がかかる、料金はどちらも3500円(税別)。また、月々の料金に加えてユニバーサルサービス費用が月額3円(税別)かかる。
通信に使う端末としては、「freetel XM」を用意している。各種スマホ設定サービスも合わせた金額は3万9800円(税別)。一括払いだけでなく、分割払いにも応じる。
つながるほっとラインキャンペーン
60歳以上のユーザーおよび小学生以下の孫2人までの通信料金を端末込みで999円(税別)とする「つながるほっとラインキャンペーン」も実施する。対象プランはもしもしスタートで、契約期間は12カ月。13カ月目以降は端末の分割払い費用がかかるため月額2657円(税別)となる。
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