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初めてでも楽しめる! 話題のドローン「Rolling Spider」と「Jumping Sumo」で遊んでみた空撮も(2/2 ページ)

ラジコンは横目で見てるだけ……そんな超初心者が仏パロット社の小型ドローン「Rolling Spider」と「Jumping Sumo」で遊んでみた。その実力はいかに?

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高く飛び跳ねるラジコンカーは愛きょうタップリ

 Rolling spiderの舞台が空なら、Jumping Sumoの主戦場は陸。地上を縦横無尽に走り回るのがラジコンカーの醍醐味(だいごみ)だが、Jumping Sumoが一味違うのはそのジャンプ力。独自のジャンプ機構で最大80センチまで力強く飛ぶことができる。

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「Jumping Sumo」は地上を走るラジコンカー
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カメラが正面中央にレイアウトされている

 スマートフォンやタブレットとはWi-Fi(2.4GHz/5GHz)で接続。Rolling Spiderと同じく、無料アプリFreeFlight 3で操作する。操作画面では、本体正面にある、解像度640 ×480ピクセルで1秒あたり15フレームの動画を撮影できるカメラが捉えた映像をリアルタイムで見ることができる。室内でもレースゲームのような臨場感や疾走感を楽しめるし、普段の生活では気付かないラジコン目線を体験すれば、いつもの場所でも新たな発見があるかもしれない。

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セルフィーだってお手のもの
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カメラを通して見える画面

 操作は十字キーで行い、直感的な操作で前後左右の移動や旋回などができる。高度の調整がない分、Rolling Spiderよりも早く操作をマスターできるはずだ。さらにフル充電で20分間駆動するので、満足いくまで走らせることもできる。

 柔らかい素材で衝撃を吸収する大きなホイールは、本体との間隔を2段階で調整可能。スピード重視で爽快感を味わいたい時はホイール間隔を広く取り、障害物の多い場所でコーナリング性能を高めたい場合は間隔を狭くするといった具合だ。小回りが効くので、人の多いオフィスの中でも、足元の間をスイスイと移動していく。

photophoto ホイールの間隔を2段階で調整できる

 また、Rolling Spiderより気に入ったのが、その愛きょうの良さ。しばらく放置していると、「ピロリン」と音を立てたり、左右に小刻みに動いたりして、「構ってオーラ」を全開にしてくる。ちょっとしたペットロボットと一緒にいる気分になるので、徐々に親近感と愛着が沸いてくる。

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見た目の印象からは想像しがたいが、高音を鳴らしながら時折コミカルに動き出す

 普段使っているスマホでヘリを飛ばしたり、ラジコンカーを走らせたりする楽しみを知ると、もっと他のオモチャも操作できないかなと徐々にそっちの世界にハマりそうになってしまう。空撮もアイデア次第でいろいろな写真が撮れそうだ。

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