マナーモードを賢く使うテクニック集:R25スマホ情報局
使いこなしておきたいスマホのマナーモード。マナーモードを思い通りに設定するためのテクニックやアプリを紹介しよう。
4月から、新しい部署や職場で仕事をスタートさせる人も多いはず。第一印象で失敗しないためにも、使いこなしておきたいのがスマホのマナーモードだ。プレゼンや会議中に着信音が鳴ってしまったら印象は台無し。とはいえ、重要な連絡には確実に応答できないと、それはそれで問題だ。悲惨な思いをしないためにも、今回はマナーモードを思い通りに設定するためのテクニックやアプリを紹介しよう。
着信相手によって通知方法を変更する
iPhoneではiOS 6から、着信相手によってバイブレーションのパターンを使い分けできるようになっている。「連絡先」からパターンを変更したい相手を選択し、右上の「編集」をタップ。「着信音」の下にある「バイブレーション」からパターンが変更でき、マナーモードでも誰からの着信かがわかる。
また、着信や通知をOFFにできる「おやすみモード」を応用すれば、着信音を鳴らす相手も指定できる。あらかじめ「連絡先」で仕事上での連絡が必要になる番号のみを集めたグループを作成し、そのグループを「着信を許可」から対象として設定しよう。それ以外の相手から電話があっても着信音が鳴らなくなる。
一方、Androidでは、標準機能を使ってマナーモードの詳細設定をすることができないモデルも多いが、アプリで解決が可能。アプリ「着信デス!!」(Android対応)では、マナーモードに設定中でも、指定の番号から電話があったときには、着信音を鳴らしてくれる。指定できる電話番号は最大3件までなので、本当に重要な連絡先だけ登録しておくとよいだろう。なお、「○分以内に○回着信」というように、指定時間内に繰り返し着信があったときだけ、着信音を鳴らすように設定することもできる。
さらに、「モーニングコーラー」(Android対応)を利用すれば、LINEやメールなどについても、一部の相手のみ着信音を鳴らせるようになる。こちらは個別に着信音量も指定でき、特定の相手からの連絡通知をボリューム最大にすることもできるので、アプリ名通りにモーニングコールに利用することもできるのだ。最近ではLINEなどのSNSを仕事に使うシーンも増えており、また仕事のメールに素早く対応するためにも、通知音量を細かくカスタマイズしておくのはアリだろう。
タイマーなどの設定で通知方法を自動で変更
iPhoneの「おやすみモード」には「時間指定」の設定が用意されており、時間帯を指定することで、毎日自動でON/OFFの切り替えができる。勤務時間中は有効になるように設定しておけば、仕事の電話以外では着信音を鳴らさずに済む。
また、タスク自動化アプリ「Cronoid」(Android対応)を使うと、AndroidでもマナーモードのON/OFFを自動で設定できるようになる。マナーモードにしたい時間帯はもちろん、「カレンダー」から日付を指定することも可能。さらに、「特定のエリア内にいるとき」や、「指定の無線LANを利用しているとき」だけマナーモードに変更するといったカスタムもできる。これなら会社にいる間だけ設定をONにする、といった使い方もできそうだ。
スマホにおけるマナーモードは、ビジネスに欠かせない機能。自分の思い通りに機能するようカスタムしておきたい。(丸田鉄平/HEW)
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