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UQがKVEを吸収合併 「UQ WiMAX」と「UQ mobile」を統合
UQコミュニケーションズが、同じくKDDI傘下のKDDIバリューイネイブラーを10月に吸収合併する。
UQコミュニケーションズは8月27日、同じKDDI傘下のKDDIバリューイネイブラー(KVE)との合併を発表した。10月1日にUQがKVEを吸収合併し、UQの野坂章雄氏が引き続き社長を務める。
UQは2009年2月から「UQ WiMAX」ブランドでWiMAXサービスを提供、またKVEは2014年12月から、「UQ mobile」ブランドでauのLTE通信を使ったMVNO/MVNEサービスを展開してきた。
2社はこれまでも同じ“UQブランド”の活用や販売面での連携を行ってきたが、合併によりモバイルデータ通信事業およびMVNO事業の基盤を生かした競争力の強化を図るという。今後の具体的なサービス展開については、別途、告知するという。また、現在提供中のサービスについては、引き続き継続して利用できる。
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