“元祖”円形ディスプレイの「Moto 360」が第2世代に進化 スポーツモデルも:2サイズ2モデル
男性向けモデルはケースが42ミリと46ミリ。女性向けは42ミリのみ。スポーツモデルはGPSを内蔵。
Lenovo傘下のMotorolaは9月2日(現地時間)、Android Wear搭載のスマートウォッチ「Moto 360」(第2世代)と「Moto 360 Sport」を発表した。
第2世代もMoto 360の特徴であるラウンドフェイスの文字盤を継承。デザインがより腕時計らしくなり、ケースサイズとバンドの選択肢も増えた。サイズは男性向けが42ミリと46ミリの2モデル、女性向けが42ミリの1モデルで、厚さはすべて11.4ミリだ。通信機能はBluetoothとWi-Fiのみで、3GやLTEはサポートしない。
ケースのカラーは男性向けがシルバー/ブラック/ゴールド、女性向けがシルバー/ゴールド/ローズゴールドの各3色。バンドはボディと同色のメタルバンド3種に加え、男性向けにレザーバンド2種(ブラック/コニャック)、女性向けにレザーバンド2種(ブラッシュ/グレー)とダブルラップバンド(ブラッシュ)を用意した。米国の直販サイトでは299.99ドル(約3万6100円)で予約を受付けている。
液晶ディスプレイは、46ミリモデルが1.56型で解像度は360×330ピクセル(233ppi)。42ミリモデルが1.37型の360×325ピクセル(263ppi)。カバーガラスはCorning製のGorilla Glass 3を採用した。プロセッサはQualcomm Snapdragon 400(1.2GHz、4コア)。メインメモリは512Mバイト、ストレージ容量は4Gバイト。バッテリー容量は46ミリモデルが400mAh、42ミリモデルは300mAhのものを搭載し、それぞれ2日間または1.5日間利用できるという。
Moto 360 Sportは、その名の通りスポーツやフィットネス向けのモデル。GPSセンサーを内蔵し、ランニングやウォーキング、サイクリング時のトラッキング機能を強化。液晶は屋外・屋内を問わず高い視認性を持つ新開発の「AnyLightハイブリットディスプレイ」を搭載した。はっ水仕様のシリコーン製バンドは特殊UVコーティングを施し、退色や色移りを防ぐという。また通気性も確保した。発売時期や価格はまだ明らかになっていない。
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