「iPad mini 4」発売 ボディはさらに薄く6.1ミリに:iPad Air 2の性能をminiのボディに凝縮
6.1ミリへ薄型化したボディに、A8チップを採用して性能を1.3倍に。800万画素iSightカメラも内蔵した。
米Appleが開催したスペシャルイベントで7.9型タブレットの新モデル「iPad mini 4」が発表された。国内Apple Storeでの出荷予定日は4〜6日営業日。
9.7型タブレットの現行モデル「iPad Air 2」と同じフルラミネートディスプレイ技術を採用することで、ボディを薄型化したのが見どころ。また、プロセッサがA8に強化され、A7を搭載していたiPad mini 3/mini 2に比べて性能を1.3倍に、モーションプロセッサもM8になり、グラフィックス性能は1.6倍に向上した。
ディスプレイは従来と同じく7.9型IPS方式で解像度は2048×1536ピクセル (約326ppi)。ボディサイズは、134.8(幅)×203.2(奥行き)×6.1(厚さ)ミリと、わずかに大きくなっているが、7.5ミリから6.1ミリへとさらに薄型化している。
本体前面に内蔵されるFace Time HDカメラは従来と同じ120万画素だが、背面のiSightカメラは800万画素になり、スローモーションビデオ撮影にも対応。また、システムの強化にともない、静止画のバーストモードもサポートしている。
細かいところではワイヤレス機能も強化されている。従来はIEEE802.11a/b/g/nだが、iPad Air 2と同じIEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO)に対応。BluetoothもiPad Air 2と同じv4.2に変更された。このほかセンサー類は、デジタルコンパス、GPS、加速度センサー、ジャイロスコープ、指紋認証センサー(Touch ID)に加えて、新たに気圧計を搭載した。バッテリー駆動時間は最大約10時間。
ラインアップは、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルで各16/64/128Gバイトが用意される。価格(税別)は、Wi-Fiモデルの16Gバイト版が4万2800円、64Gバイト版が5万3800円、128Gバイト版が6万4800円、Wi-Fi+Cellularの16Gバイト版が5万6800円、64Gバイト版が6万7800円、128Gバイト版が7万8800円。
関連記事
- 週末アップルPickUp!番外編:新型iPhoneは? “大きいiPad”は? スペシャルイベント直前の会場から現地リポート!
アップルのスペシャルイベントが9月9日(日本時間10日午前2時)、いよいよスタート。現地の様子を一足先にお伝えします。 - 週末アップルPickUp!:iPhone 6sは? iPad Proは? スペシャルイベント直前ウワサまとめ
感圧タッチ搭載やカメラ強化、新色の追加など。 - 週末アップルPickUp!:主役はSiriちゃん! アップルが9月9日にスペシャルイベントを開催
ヒントちょうだい! - 週末アップルPickUp!:iPhoneユーザーは読んでおきたい、iOS 9を使う前の準備をおさらい!
夏休みの宿題。 - 指紋認証搭載の「iPad mini 3」が登場 Retinaディスプレイモデルは「iPad mini 2」に
Appleが、6.9型ディスプレイを搭載する「iPad mini Retinaディスプレイモデル」をアップデート。指紋認証機能「Touch ID」を搭載した「iPad mini 3」を発表した。 - 6.1ミリに薄型化した「iPad Air 2」発表――新色ゴールド、A8X、Touch IDを採用【詳細版】
Appleが「iPad Air」の第2世代モデル「iPad Air 2」を発表した。世界最薄の6.1ミリ厚ボディに、A8X+M8のプロセッサ、Touch ID、強化したカメラなどを搭載する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.