Android Wear、バージョン1.4でジェスチャー操作やオーディオ対応へ
GoogleのスマートウォチOS「Androie Wear」のバージョン1.4へのアップデートで、端末を装着した腕をひねったり振ったりするアクションでの操作や、マイクとスピーカーを備える端末での音声での通話や時間の読み上げが可能になる。
米GoogleのスマートウォッチOS「Android Wear」に、端末を装着した腕を動かすジェスチャーでの操作が追加されるようだ。正式発表はまだないが、サポートページに「Ver 1.4.0以降で使える機能」として操作方法の説明が追加されている。
腕のジェスチャーでできる操作は、カードのスクロール、カード上の操作、ウォッチフェイスでのアプリメニューの表示、ウォッチフェイスの表示、など。
バージョン1.4になれば、ほとんどの端末でジェスチャー操作が初期設定で有効になるという。設定(歯車アイコン)に「Wrist Gestures」のアイコンが表示されるので、これをタップすると確認できる。具体的な操作については「Gestures tutorial」で説明がある。
また、マイクとスピーカーを備える端末(現在は「LG Watch Urbane 2nd Edition」のみ)では「Audio Feedback」機能が使えるようになる。
Audio Feedbackは、SMSのメッセージの送受信や通話を音声でできるというもの。さらに、時間やプッシュ通知カードの読み上げもする。
Googleは11月11日には、Android WearでLTEをサポートすることを正式に発表している(それ以前に韓国LG ElectronicsがLG Watch Urbane 2nd Editionの発表でLTE対応機能対応を明らかにしていた)。
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