箱や付属品はあった方がいい? ジャンク品でもOK?――スマホ買い取りのポイントをゲオに聞いた(2/2 ページ)
不要なスマートフォンは中古店で買い取ってもらえるが、その際、どのような基準で査定をしているのだろうか。箱や付属品はあった方がいい? ゲオモバイル アキバ店で聞いてきた。
「A査定」を受けて高く買い取ってもらうには?
買い取り価格の相場が分かったところで、店頭ではどのように買い取りが進むのかについて見ていこう。なお、買い取りは18歳以上で、本人確認書類が必要となる。
店頭にスマホを持ち込むと、まずは価格の査定が実施される。まず、「買い取り事前承諾書」を読んでデータ消去など問題なければ、スマホはリセットされ、個人情報やデータは全て消去される。スマホを店頭に持ちこむ前に必要なデータのバックアップを取っておき、自分自身でデータを消去しておくと買い取りをスムーズに進められる。
その後、混雑状況にもよるが20〜30分ほど店内で査定が実施される。この間に、外観と本体の動作をチェックする。本体のチェックには専用アプリを利用し、カメラや各種センサー、スピーカーなど細かい機能の動作についても確認される。
本体の外観に目立つ傷や汚れのないスマホならA査定を受けられる。傷や汚れの有無については店頭の担当者の判断になるので、「なるべくきれいに清掃した状態で持ちこまれた方が、担当者の心証は良くなる」とのことだ。
最近のスマホは、光の反射で傷が目立ちにくいものもある。角度を変えてよく見ると傷が入っていることもあるので注意しよう。これは買い取りだけでなく、中古スマホの購入時もしっかりチェックすることをオススメする。
繰り返しになるが、ゲオでは基本的に箱や付属品がなくても査定額は変わらない。スマホ本体さえ傷や汚れがなく問題なく動くなら、A査定の買い取り金額を受け取れる。ただし、専用の充電器や付属品が必要な製品については査定額が変わってくるそうだ。
査定が終われば、店頭で買い取り額が提示され、金額に納得がいくなら買い取りが成立する。買い取られたスマホは一度専門のセンターへ送られ、データをより完全に消去したうえで店頭に並ぶこととなる。なお、最近はスマホを本体カバーに入れて利用する人が多いので、多くの場合はA査定で買い取ることが多いとのことだ。
なお、手持ちのスマホが故障していて将来買い取りを受けられないと思っている人も、スマホの故障時にサポートを受けられる補償サービスに入っているか確認してみるのも手だ。もし補償サービスに入っているなら、保証対象外の故障でも5000円ほどで修理またはリフレッシュ品への交換を受けられる。これを利用することで、次のスマホの買い替えまで快適にスマホを使い続けられるうえに、スマホ買い替え時の買い取り価格のアップも期待できる。
今後のスマホ買い換えは、中古スマホ専門店に注目
中古スマホ専門店というと、買い取りの査定がいろいろ厳しいと感じるかもしれない。だが、最近ではゲオモバイルのように本体だけでスマートに買い取りできる店舗が増えている。特にAndroidスマホなどは携帯電話事業者の下取りよりもかなり高い金額で買い取りを受けられるので、積極的に利用していくと良いだろう。
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