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シャッター音が無音になる“バグ”、iOS 10.1で修正
10月25日から配信されている「iOS 10.1」では、シャッター音が無音になるバグが修正された。アクセシビリティの設定をリセットしてもシャッター音は鳴る。
10月25日から配信されている「iOS 10.1」では、シャッター音が無音になるバグが修正されている。
iOS 10.1以前のiOS 10では、「アクセシビリティ」の「AssistiveTouch」に「消音」を1つ割り当てて、ここから消音を有効にすると、カメラのシャッターやスクリーンショットの音が無音になった。
日本では、メーカーやキャリアの自主規制により、ほぼ全てのスマートフォンでシャッター音を無音にすることはできず、今回の設定もバグとされていた。iOS 10.1ではこのバグが修正された形だ。試しにAssistiveTouchのカスタマイズをリセットして再設定してみたが、やはりシャッター音は鳴る。
「設定」→「一般」から「アクセシビリティ」にアクセスし、「AssistiveTouch」をオンにする。続いて「最上位メニューをカスタマイズ」から「カスタム」1つになるまで「−」をタップ。カスタムに割り当てる機能を「消音」にして、AssistiveTouchをタップしてサイレントにしても、シャッター音がなる。ちなみにiOS 10では「音量 消音」という表記がiOS 10.1では「着信/通知音量 サイレント」に変更された
iPhone 7ではディスプレイ面の上部にもスピーカーが搭載されているため、下部のスピーカーをふさぎながら撮影をしても、「カシャ!」というシャッター音はあまり抑えられない。iOS 10.1ではシャッター音の音量はiOS 10と変わっていない印象。せめてもう少し音量を抑えてもらえるとありがたいのだが……。
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