人はなぜ「ケータイ」を求める?/「モバイルSuica」のUI変更:Mobile Weekly Top10
最近の中古携帯電話市場では、ケータイ(フィーチャーフォン)へのニーズが高まっているようです。なぜなのでしょうか?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2017年6月26日〜2017年7月2日
- 中古ガラケーが人気の理由
- これぞ“変態携帯”の極致 セパレートケータイ「F-04B」
- auが「SIMロック解除」条件を一部変更 8月から段階的に
- Android版「モバイルSuica」アプリがバージョンアップして……
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- iOS 11で改善してほしいアノ機能
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今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年6月26日から7月2日までのアクセスランキングを集計しました。
1位は、「中古ガラケーが人気の理由」でした。
ケータイ(フィーチャーフォン)の新機種は、Androidスマートフォンと共通のプラットフォームで作られています。Androidベースとはいえ、従来のケータイに使い勝手はほぼ同じ(参考記事)である上、スマホの利点をそこそこ取り入れている(参考記事)ので、使い勝手は“現代的には”向上しています。
しかしながら、キャリアや機種によっては、料金プランの強制変更を強いられる点は“新しい”ケータイのデメリットでもあります。実際には維持費はそれほど変わらないケースも少なくないのですが、“変わってしまうこと”自体が大きな負担になってしまう人もそれなりに多くいるのです。
そういう意味では“変わらない”中古ケータイ人気はしばらく続きそうです。
4位には、「Android版『モバイルSuica』アプリがバージョンアップして……」がランクインしました。
Android版のモバイルSuicaは2011年7月23日にサービスを開始して以来、ケータイ版ベースのユーザーインタフェース(UI)を堅持してきましたが、つい先日、約6年ぶりにトップ表示のUIが変更されました。
「モバイルSuicaもようやくスマホに最適化されたのか……」と思いきや、サービスメニューに入ると従来のUIのまま。若干肩すかしを受けた感じすらします。
ただ、サービスメニューのUIをトップ表示と同じように改めると、今度はAndroidベースのケータイでの操作性に難が出てしまうことに気が付きました。Androidケータイでは、サービスメニューをテンキー操作できるのですが、スマホ(もっと言えばタッチ操作)に最適化しすぎると、今度はAndroidケータイでの操作に難が出る可能性もあります。
「AndroidスマホとAndroidケータイのアプリを分けてそれぞれに最適化」というのが一番の解であると筆者は思うのですが、作り分けのコスト面などを鑑みるとトップ画面だけのリニューアルが現状の「最適解」なのかなぁ、とも思えてしまい、いろいろ複雑な心境です……。
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