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高速化“てんこ盛り”の「WiMAX 2+」で気になること:5分で知る最近のモバイルデータ通信事情(3/3 ページ)
下り・上りの最高速度向上を続けるUQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」ですが、筆者としては「あれっ?」と思うことがいくつかあります。
新プラン登場でルーターにアップデート
UQ WiMAXといえば、au 4G LTEに接続できる「ハイスピードプラスエリアモード」のオプション料金(月額1005円)が、3年契約を条件に無料とする新プランを6月から提供しています。
ハイスピードプラスエリアモードを使うメリットは、au 4G LTEの電波をつかむことによってWiMAX 2+の圏外時のエリア補完ができることと、移動中により安定して通信できることにあります。一方で、このモードでのデータ通信容量が7GBを超過するとWiMAX 2+を巻き込んで当月末まで速度制限がかかるという欠点もあります。
設定した通信量を超過した場合にデータ通信をストップする機能があれば、ハイスピードプラスエリアモードを使いすぎを防げるわけですが、従来のUQのモバイルルーターにはそのような機能がありませんでした。
……が、6月29日にW03とW04に対してソフトウェアアップデートが配信され、これらの機種の「通信量カウンター機能」に「通信停止機能」が追加されました。
この機能を使うと、ユーザーが設定したしきい値に達した場合にデータ通信を自動停止できます。これにより、「ハイスピードプラスエリアモードで7GBをうっかり超えちゃった!」というミスを回避できるようになりました。
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