留守電のメッセージをLINEやメールで“読む”方法:モバイルdeワークスタイル変革(1/2 ページ)
留守番電話の確認は、何かと面倒なもの。留守電のメッセージがテキストになって飛んで来たらいいのに……。そんな人にオススメしたいのが、ソースネクストの「スマート留守電」です。
やってみればたいしたことはないはずなのに、どうも面倒臭いと感じてしまうことの1つに、留守番電話の確認があります。
近年では電話よりもメール、いやむしろLINEやMessengerでのメッセージがほとんどで、そもそも電話がかかってくることの方が少なくなっているように感じるくらいです。そこであえての電話。タイミングが悪く出られなかったとき、留守番電話の存在を通知され、「なんだろう。問題あったのだろうか?」と緊張と若干の恐怖を覚えるわけです。
留守電を確認する時間がなかったり、そもそも(留守電再生のために)電話をかけられる状況でなかったりすると、ますますストレスを感じてしまいます。また、留守電を確認したものの、たいした用件でなかったりセールスの電話だったりすると、ガッカリしてしまいます。
これがメッセージだったら、素早く目を通して、そのまま返信するかもしれません。むしろ電話では話せる状況にないけれど、簡単なメッセージなら即返せる状況にあることは多いですよね。たとえそこがトイレの中であったとしても。
専用の050番号に転送して記録・変換
「留守電のメッセージがテキストになって飛んで来たらいいのに。そしたらすぐ見られるのに……」
そんな風に思っているなら、ぜひ「スマート留守電」をオススメしたいです。
スマート留守電は、留守番電話がテキスト化され、メッセージ音声とともに届くサービス(アプリ)です。テキスト化された留守電内容はアプリに届くだけでなく、LINEやFacebook Messengerにも届くため、海外にいても留守電の内容が分かります。メッセージには相手の電話番号も添えられるので、そのまま折り返しかけることもできます。保存件数、保存期間は無制限。Androidは月額310円(税別)、 iOS版は月額360円(税込)で利用できます。
設定にあたりユーザー側ですることは、アプリ「スマート留守電」のインストールと、電話番号の転送設定の2つです。
スマート留守電は、一定の時間コールしたら、自分専用に用意されたIP電話番号に電話を転送、そこでメッセージを録音してもらい、クラウド上でテキスト化してフィードバックするという仕組み。転送先の番号はアプリの設定過程で表示されます。1つの留守録用の電話番号に10カ所分の電話を転送できるので、別のスマートフォンや固定電話の留守電もテキスト化できます。応答メッセージを自分で録音することもできます。連絡先に未登録の相手からの電話でも、540万件以上のデータベースから名前を表示します。
気になる通知時間ですが、録音から1分もたたないうちに通知が届きました。ほとんどすぐといってもいいかもしれません。筆者が試した限りでは、テキストの変換精度はかなりのものです。ときに誤変換もありますが、内容が分からなくなるほどではありません。
応答メッセージの中でゆっくり話すようにアナウンスされますが、録音する側としてはテキスト変換を前提に話せと言われているとは分かりません。イラだっているかもしれませんし、ゆっくり話しているつもりでも早かったり、電話が遠くて声が小さいため、うまく変換できなかったりということもあるはずです。
スマート留守電ではも再生できるので、気になるときは1タップで再生できます。しかも、テキストの途中をタップすると、その場所の音声を再生できるので、気になる箇所だけを聞けます。
スマートウォッチがあるとさらに便利に
スマートウォッチがあるともっと確実です。会議中や移動中など、立て込んでいるとき、スマートフォンを取り出せないときでも、スマートウォッチ上でさりげなくメッセージが読めるからです。
他の通知はオフにしていても、LINEだけはオンという方もいるでしょう。そういう方にとって、LINEに届くテキストは非常に便利な存在。しかもスマートウォッチで通知がチェックできるなら、場所を問わず確認できるようになるので、これはぜひ設定しておきたいところです。
LINEで受けるには、アプリの設定からLINEを起動して「スマート留守電」を友達追加するだけです。これで素早く通知が受けられます。試したところ、電話を録音したほぼ直後にLINEにメッセージが届きました。
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