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楽天のMVNO回線数が140万を突破 FREETELと合わせて
楽天が、買収したFREETELの通信サービスを合わせた回線数が140万を突破したことを発表。FREETELブランドは2018年1月に「楽天モバイル」に統合される。FREETELユーザーが手続きをする必要はない。
楽天は、買収したプラスワン・マーケティングのMVNO事業(FREETEL)を11月1日に承継。回線数が合計140万を突破したことを発表した。楽天モバイルは2017年8月に100万回線を突破しており、FREETELだけで約40万回線あることが分かる。
「FREETEL SIM」をはじめとするプラスワンの通信サービスは、2018年1月中をめどに「楽天モバイル」にブランドを統合する予定。サービス内容や料金、キャンペーンなどに変更はなく、現FREETELユーザーは特別な手続きをすることなく継続して利用できる。また11月以降もFREETEL SIMは契約できる。
統合予定のサービスは「FREETEL SIM」、FREETEL SIMに付帯する通話サービス(FREETELでんわ だれでもカケホーダイ)、「YAMADA SIM PLUS powered by FREETEL」「ニコニコSIM(仮)powered by FREETEL」。
楽天は今後、「料金プランや『楽天エコシステム』の活用など、さまざまな可能性を模索し、MVNO事業の強化を図っていく」としている。
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