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movaハイエンド初の折りたたみ×背面ディスプレイ搭載 「mova P503iS」(懐かしのケータイ)
各メーカーが折りたたみケータイを投入し始めた頃に登場した「mova P503iS」。50xiシリーズの折りたたみモデルとしては初めて背面ディスプレイを搭載しました。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモの松下通信工業(現:パナソニック モバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「mova P503iS」です。
P503iSは、松下製のmova 50xiシリーズとしては初めて折りたたみボディーを採用しました。また、他メーカーも含めてmova 50xiシリーズの折りたたみケータイ初となる背面ディスプレイを搭載しました。
外観は折りたたみボディーを先に採用した「mova P209iS」とよく似ています。メインディスプレイの大型化に伴い、“ちょっと大きなP209iS”といった感じです。
iアプリ実行速度は、先代の「mova P503i」比でおよそ2倍高速となり、iアプリの保存件数が7件から10件に増加しました。
ちなみに、この頃からケータイのボディーの主流は「ストレート」から「折りたたみ」にシフトしていくことになります。
(機材協力:携帯市場)
「mova P503iS」の主な仕様
- 発売日:2001年5月8日
- キャリア:NTTドコモ
- メーカー:松下通信工業
- サイズ:約50(幅)×97(高さ)×27(奥行き)mm
- 重量:約98g
- メインディスプレイ:2.0型(120×160ピクセル)半透過STN液晶 256色
- サブディスプレイ:モノクロ液晶
- ボディーカラー:ジェットブラック、スターリングシルバー、オーシャンブルー、パウダーピンク
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