ニュース
ごみ拾いアプリ「ピリカ」がアップデート、不法投棄の通報が可能に
ピリカは、4月19日にごみ拾いアプリ「ピリカ」をver4.0にアップデート。不法投棄の通報機能やイベント企画・募集機能を追加したほか、ユーザー同士のコミュニケーション促進やユーザー自身の活動記録をグラフ化してより実感しやすくなるようデザインを変更している。
ピリカは、4月19日にごみ拾いアプリ「ピリカ」をver4.0にアップデートした。アプリのダウンロードは無料。
ピリカは、ユーザーが拾ったごみを写真やコメント付きで投稿し、ごみ拾い活動を見える化するSNSアプリ。今回のアップデートでは、ユーザーが不法投棄やごみ箱のあふれなどを発見した場合、該当の自治体・行政機関へ通報を代行する機能を追加。個人で対処しにくいごみを発見した場合、端末で状況を撮影して位置情報とごみの種類を選択すれば同社へ通報できるようになる。
メイン画面を従来のタイムラインからマップへ刷新し、UI/UXを改善。ユーザーの投稿マップ上にプロットされた状態で更新されるよう変更し、ホーム画面にはこれまで計測した「拾ったごみの総数」、他のユーザーから受け取った「ありがとう」総数に加え、投稿の閲覧数やFacebook・TwitterなどSNSへの波及数を確認できる「人への影響度」という指標を追加表示する。ユーザーごとの活動記録をグラフでチェックできるようになった。
また、ユーザー同士がごみ拾いイベントを企画し、仲間を募ることができるイベント機能を追加。アプリ上でイベント名や日時を指定すれば、オンライン/オフラインどちらのイベントも実施できる。
関連記事
- KDDIが沖縄に“IoTごみ箱”を設置 LTE-Mを活用
KDDIは、沖縄セルラー協力のもとでIoT向け通信規格LTE-M(Cat.M1)を活用した屋外実証実験を実施。ごみ箱のごみ量の遠隔監視を行い、集積量をリアルタイムに把握することで回収の効率化やコスト削減などを実現する。 - 3年先の地図を見ながら物件探し MapFanの「未来地図×不動産検索サービス」
地図検索サイト「MapFan」は独自調査の先行情報データを活用し、現在の地図と未来の地図を見ながら物件探しができる「未来地図×不動産検索サービス」をリリース。賃料や間取りなどの不動産情報に加え、3年先までの開業予定の施設も表示する。 - 訪日外国人を助けられるサービスが受賞――e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2016
福岡県飯塚市が主催するアプリケーション開発コンテスト「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2016」の最終審査会が九州工業大学飯塚キャンパスで開催された。 - 関西一丸となって「+d」を推進、dポイントの加盟店開拓にも注力――NTTドコモに聞く関西戦略
ドコモは、「+d」という戦略を掲げ、幅広い会社や行政とのコラボレーションを進めている。中でも関西地区は本社を構える会社が多く、+dにとっては重要な地域の1つといえる。ドコモの関西支社で+dを推進する法人営業部長、関根聡氏に戦略を聞いた。 - 地域住民が高齢者を送迎――相互扶助型カーシェアリング「あいあい自動車」の秘める可能性
あいあい自動車は、地域住民が共同所有の車を使って高齢者を送迎するサービス。リクルートホールディングスの新規事業提案プログラムを通して事業化された。三重県菰野町で行われた実証実験から見えたものとは?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.