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「Galaxy Note8 SC-01K」がOSバージョンアップ Android 8.0に

NTTドコモが販売している「Galaxy Note8」のOSバージョンアップが始まった。Android 8.0の新機能が使えるようになるほか、さまざまな機能改善や仕様変更が行われる。

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 NTTドコモは4月26日、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy Note8 SC-01K」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 8.0(Oreo)で、端末単体またはPC経由で更新できる。

バージョンアップ後のSC-01K
Android 8.0にバージョンアップした「Galaxy Note8 SC-01K」

バージョンアップの概要

 OSバージョンアップを適用すると、アプリ起動中に別のアプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能の追加、テキスト選択の機能改善、通知パネルの機能改善(スヌーズ、通知内容のカスタマイズなど)、オートフィル(自動入力)機能の追加など、Android 8.0で追加・変更された機能を利用できる。

 その他、主に以下のような機能改善や仕様変更が行われる。

  • 「Always On Display」で使える時計デザインの追加
  • マルチウィンドウ機能の改善(カード表示対応、ホーム画面遷移時の表示変更など)
  • ロック画面の表示改善
  • 設定画面の一部仕様変更(ユーザーインタフェースなど)
  • 「マイファイル」のクラウドアカウントとして「OneDrive」を利用可能に
  • セキュリティパッチの更新(2018年4月)
マルチウィンドウのカード表示マルチウィンドウの最小化表示 マルチウィンドウ関連では、マルチウィンドウ表示したアプリのペアをまとめてカード(タスク)表示できるようになり(写真=左)、マルチウィンドウ表示中にホーム画面に遷移するとアプリが少し見えるようになった(写真=右)

バージョンアップ方法

 バージョンアップは端末単体、または「Samsung Smart Switch」をインストール済みのWindows PC/Macに端末を接続して行う。

 端末単体でバージョンアップする場合、Xi(LTE)/FOMA(W-CDMA)ネットワークまたはWi-Fi(無線LAN)経由で更新データをダウンロードする。

 バージョンアップの有無の確認は、端末設定から「ソフトウェア更新」→「更新を手動でダウンロード」と進むとできる。通知としてバージョンアップがある旨が表示された場合は、通知パネルをタップして開始することもできる。

 バージョンアップデータのダウンロードにXi/FOMAネットワークを使う場合は「spモード」の契約が別途必要となる。この機種の場合、Xi/FOMAネットワークを使ってデータをダウンロードするとパケット通信料が発生するため、Wi-Fi(無線LAN)につなげた状態で操作をすることを強くお勧めする。

 Smart Switchを使ってバージョンアップする場合は、端末をWindows PC/MacとUSBケーブルでつなぎ、Smart Switchを操作する。この際、PC/Macはインターネットにつないでおく必要がある。

 いずれの方法でも本体内のデータは保持されるが、一部の設定は初期化されるため、必要に応じて設定を書き留めておく必要がある。また、ごくまれにデータが消える場合があるので、念のためにPCやmicroSDにデータをバックアップしてからバージョンアップすることをおすすめする。

 バージョンアップ後の初回起動時は、アプリの最適化(データ更新)やアップデートが行われるため、数分から数十分ほど端末動作が遅くなる。

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