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ソフトバンクからHuaweiスマホ「Mate 10 Pro」と「nova lite 2」が登場

ソフトバンクが、Huaweiのスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI nova lite 2」を発売する。Mate 10 ProはAIプロセッサやライカと共同開発したデュアルカメラを搭載。HUAWEI nova lite 2はコストパフォーマンスを重視する人向けのモデル。

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 ソフトバンクが、Huaweiのスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI nova lite 2」を発売する。いずれも日本ではSIMロックフリーモデルが発売されたが、国内のキャリアが扱うのは初めて。

 Mate 10 Proは5月11日に予約を受け付け、5月18日に発売する。価格(税込、以下同)は一括10万7520円、月月割を引いた実質価格は新規契約と機種変更が5万9520円、MNPが1万6320円。カラーはミッドナイトブルーとチタニウムグレーの2色。

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ソフトバンクの「HUAWEI Mate 10 Pro」。こちらはミッドナイトブルー
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チタニウムグレー

 Mate 10 Proは、最新プロセッサ「Kirin 970」の中に、AIの演算に特化した「NPU(Neural-network Processing Unit)」を搭載。NPUがユーザーの使い方を理解して、効率よくリソースを配分することで、4000mAhという大容量バッテリーと合わせて高いスタミナを実現。平均的なユーザーが充電なしで使っても約2日持つという(Huawei調べ)。AIに対応したMicrosoftの翻訳アプリをプリインストールしており、オフラインで50言語以上の翻訳が可能。

 アウトカメラはライカ(Leica)と共同開発した、有効約1200万画素RGBセンサーと有効約2000万画素モノクロセンサーを搭載。こちらもAIを生かし、あらかじめインプットした1億枚以上の画像をベースに、13種類の被写体を認識して最適な画質に自動で調整する。2つのカメラを生かした背景ボカシや、モノクロセンサー単体を使ったモノクロ撮影も可能。インカメラは有効約800万画素。

 ディスプレイは、アスペクト比が18:9の6型フルHD+(1080×2160ピクセル)の有機ELを搭載。内蔵ストレージは128GB、メインメモリは6GB、外部メモリカードスロットは搭載していない。通信速度は下り最大400Mbps、上り最大37.5Mbps。IPX5/7の防水と、IP6Xの防塵(じん)をサポートしている。

「HUAWEI Mate 10 Pro」の主な仕様
機種名 HUAWEI Mate 10 Pro
メーカー Huawei
OS Android 8.0
プロセッサ Kirin 970/2.36GHz 4コア+1.8GHz 4コア
メインメモリ 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ
ディスプレイ 約6.0型フルHD+ 有機EL
解像度 1080×2160ピクセル
連続通話時間 約950分(FDD-LTE)、約1140分(W-CDMA)、約1980分(GSM)
連続待受時間 約435時間(FDD-LTE)、約426時間(AXGP)、約522時間(W-CDMA)、約585時間(GSM)
バッテリー容量 4000mAh
アウトカメラ 有効約2000万画素CMOS+有効約1200万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー ミッドナイトブルー、チタニウムグレー
サイズ 約75(幅)×154(高さ)×7.9(奥行き)mm
重量 約178g

 nova lite 2は、価格の安さだけでなく、デザインや性能にもこだわるユーザーに向けたモデル。日本ではこれまでSIMロックフリー版をMVNOのみが扱っており、2万円台半ばという安さが特徴の1つだった。発売時期が2018年7月上旬以降ということもあり、価格は未定だが、ソフトバンク版はさらに安く購入できることが期待される。

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ソフトバンクの「HUAWEI nova lite 2」。左からゴールド、ブルー、ブラック

 アウトカメラが有効約1300万画素と約200万画素の2眼で、2つのカメラを組み合わせた背景ボカシ撮影が可能。有効約800万画素のインカメラには、手をかざすだけでシャッターが切れる機能や、美肌補正して人物をキレイに撮る「ポートレートモード」を用意した。

 ディスプレイは、アスペクト比が18:9の5.7型フルHD+(1080×2160ピクセル)液晶を搭載。メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応する。バッテリー容量は3000mAh。通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps。カラーはゴールド、ブルー、ブラックの3色。

 なお、Mate 10 Proとnova lite 2ともにSIMロックフリー版はSIMスロットが2つあるが、ソフトバンク版のSIMスロットは1つに制限されている。ハードウェアの違いはSIMスロットのみで、おサイフケータイやワンセグ/フルセグなど日本独自の機能は搭載していない。本体にはSoftbankロゴは付いておらず、外観もSIMロックフリー版と変わらない。

「HUAWEI nova lite 2」の主な仕様
機種名 HUAWEI nova lite 2
メーカー Huawei
OS Android 8.0
プロセッサ Kirin 659/2.36GHz 4コア+1.7GHz 4コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5.7型フルHD+ TFT液晶
解像度 1080×2160ピクセル
連続通話時間 測定中
連続待受時間 測定中
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 有効約1300万画素CMOS+有効約200万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー ゴールド、ブルー、ブラック
サイズ 約72(幅)×150(高さ)×7.5(奥行き)mm
重量 約143g

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