ソフトバンクが3段階制のデータ定額プランを提供 1GB〜3GBで月額1980円から
ソフトバンクが、ライトユーザー向けに3段階のデータ定額プランを発表。料金は基本料金込みで月額1980円から。ただしソフトバンクの対象機種を使っている必要がある。
ソフトバンクが5月25日、ライトユーザー向けの段階制データ定額プラン「おてがるプラン」発表。2018年6月29日から提供する。料金は全て税別。
おてがるプランは3段階のデータ定額プランで、「スマ放題」か「スマ放題ライト」のいずれかを契約している人が利用できる。ただし対象機種を利用している必要があり、2018年5月25日時点では「iPhone SE」「Android One S3」「DIGNO J」「HUAWEI nova lite 2」「シンプルスマホ4」が対象。
ケータイから機種変更をした人やMNPでソフトバンクに乗り換えた人、6〜18歳で新規契約した人は「おてがるプラン専用割引」として月額1000円がずっと割り引かれ、データ定額の料金は1GBまでが月額480円、2GBまでが月額1480円、3GBまでが月額2480円となる。
既にソフトバンクのスマートフォンを利用している人は、おてがるプラン専用割引は1年間のみ適用され、2年目以降は1GBまでが月額1480円、2GBまでが月額2480円、3GBまでが月額3480円に値上がる。
データ使用量が3GBを超えると、通信速度が128kbpsに制限される。速度を回復させるには、1GBごとに1000円を支払う必要がある。
おてがるプラン専用割引(−1000円)と、固定通信サービスとセットで利用して携帯料金を割り引く「おうち割 光セット」(−500円)を適用すれば、スマ放題ライトの基本料金と合わせ、1GBまでは月額1980円、2GBまでは月額2980円、3GBまでは月額3980円で利用できる(ソフトバンクのスマホ利用者は2年目以降は1000円値上がる)。
現在、スマ放題ライトと組み合わせられる3GB以下のプランは、月額2900円の「データ定額ミニ 1GB」のみ。2GB未満なら2年目でも月額2480円なので、多くのケースでおてがるプランの方がお得になる。
月月割は適用されず
なお、おてがるプランでは月月割が適用されない。例えばiPhone SE(32GBモデル)は月月割が2250円適用される。1GB未満の利用でおてがるプラン専用割引を適用すれば、データ定額ミニ 1GBと比べてデータ料金は2420円安くなるので、月月割なしでもおてがるプランの方が安いが、1GBを超えて1480円になると、データ定額ミニ 1GBの方が安くなる。対象機種の月月割と、自分が使うデータ容量を考慮した方がいいだろう。
端末を24カ月使って25カ月目に機種変更をすれば、26回目の機種代金の支払いが不要になる「半額サポート for Android」は利用できる。
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