「iPhone」販売の舞台裏/シャープが「有機EL」スマホを展示:Mobile Weekly Top10
まもなく発表されるであろう新型「iPhone」。iPhoneのシェアがとても高い日本において、携帯電話販売店がiPhoneを取り扱うには厳しい条件が課されているのをご存じでしょうか。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2018年9月3日〜2018年9月9日
- 2年以上前の「iPhone SE」がいまだに“現役”の理由
- 2018年の新型iPhoneは「9」と「XS」と「XS Plus」? サイズは過去最大?
- 「iPhone売らないとヤバい」――元店員が振り返る、重い「販売ノルマ」
- 発熱したスマホは保冷剤で冷やすと壊れる? ドコモ、KDDI、ソフトバンクの回答
- シャープが有機ELディスプレイ搭載スマホを発表 日本では年内に発売か?
- 「iPhone 6s」の“docomo with対応”が意味するもの
- ソフトバンクの「ギガモンスター+」はどれだけお得? 業界への影響は?
- ソニーモバイルが「Xperia XZ3」発表 初の有機ELを搭載、側面タップの新操作も
- なぜ「Xperia XZ2」より「XZ1」が売れているのか? 比較して分かったこと
- 有機EL採用でどう変わった? 写真で解説する「Xperia XZ3」の進化ポイント
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年9月3日から9月9日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
新型iPhoneが発表されるであろう「Apple Special Event」が9月13日午前2時(日本時間)に迫る中、トップ10中4記事がiPhone関連の記事となりました。その中でも注目は、3位に入った「『iPhone売らないとヤバい』――元店員が振り返る、重い『販売ノルマ』」です。
この記事にもある通り、携帯電話販売店がiPhoneを取り扱う場合、他機種にはないさまざまな条件が課されています。その条件を全てクリアすることは大変なことではありますが、iPhoneが大きなシェアを占める「特殊市場」である日本において、iPhoneを取り扱えないことは販売店にとっての「死活問題」になり得ます。何としてでもノルマをクリアしようと頑張ろうという気持ちも分からないでもありません。
まもなく発表されると思われる新型iPhoneでも「特別扱い」は続くことになるのでしょうか……?
ランキングの5位に入った「シャープが有機ELディスプレイ搭載スマホを発表 日本では年内に発売か?」は、シャープが「IFA 2018」に参考出展した有機ELディスプレイ搭載スマートフォンに関する記事です。
シャープといえば、近年はIGZO液晶ディスプレイをスマートフォン用ディスプレイの主力に据えてきました。そのシャープが有機ELディスプレイを取り入れたことが、筆者にとっては大きな驚きです。
しかもこのスマホ、フェリカネットワークスの「モバイル非接触IC通信マーク」が印字されていることにも驚きました。このマークは、ごくごく一部の例外を除いて「おサイフケータイ」を搭載する端末に印字されるもの。つまり、この参考出展スマホは日本市場での販売を想定している可能性が高いです。
「IGZOのシャープ」が初めて手がける有機ELディスプレイスマホには、どのような“シャープらしい”工夫が凝らされるのか、今から楽しみです。
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