Fossil、「Snapdragon Wear 3100」搭載のWear OSスマートウォッチ「Sport Smartwatch」を255ドルで発売
Fossilが米国で、Wear OS搭載の「Fossil Sport Smartwatch」を発売した。同社としては初の「Snapdragon Wear 3100」搭載スマートウォッチになる。価格は255ドル(約2万9000円)で、Google Payも使える。
米ライフスタイルブランドのFossilは11月8日(現地時間)、米GoogleのウェアラブルOS「Wear OS by Google」と米Qualcommの「Snapdragon Wear 3100」を搭載するスマートウォッチ「Fossil Sport Smartwatch」を発表した。米国のオンラインストアで同日発売した。価格は255ドル(約2万9000円)。「Fossil Q」シリーズの第4世代の発売時の価格より20ドル安い。
同社としては初のSnapdragon Wear 3100搭載スマートウォッチだ。Qualcommは、GoogleのWear OSチームと協力して開発したこのプラットフォームは一般的な使い方であれば1回の充電で1.5〜2.5日間はバッテリーが持続すると謳っている。
ナイロンとアルミ製のケースおよびシリコンバンドの色はグレー、ピンク、赤、青、緑、黒の6色で、サイズは41mmと43mmの2種類。バンドは取り替え可能だ。
バッテリーは350mAhで、1回の充電で、タッチスクリーンを使う状態では約1日、省電力モードでは3日持続する。
NFC、GPS、心拍数モニター、磁気充電などをサポートし、Bluetooth 4.2 Low EnergyとWi-Fiでの接続が可能。Googleアシスタント、Google Pay、Google Fitも利用できる。
スウェーデンSpotifyのWear OSアプリがプリインストールされている。防水レベルは「手を洗ったり、シャワーを浴びたり、プールで泳げる」となっている。
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