ニュース
「ドコモ光」で誤請求 3年間で総額約200万円を返金せず
一部ユーザーに対し「ドコモ光」の請求に誤りがあったことが判明。ユーザーに起因しない理由でドコモ光を利用できなかった期間に返金していなかった。対象ユーザー数は938件、返還総額は約200万円。
NTTドコモは11月16日、一部ユーザーに対し「ドコモ光」の請求に誤りがあったことを案内した。
ドコモ光の無派遣工事による開通では、マンション内共有部分の断線など、ユーザーに起因しない理由でドコモ光を利用できない期間が発生した場合、開通工事日〜利用開始期間の基本使用料などを返還していた。しかしNTT東日本とNTT西日本からの通知に漏れがあったため、該当する一部のユーザーに対して料金の返還ができていなかった。
該当する期間はドコモ光が開始した2015年3月から2018年6月まで。対象ユーザー数は938件、返還総額は約200万円。対象サービスはドコモ光、ドコモ光電話、ドコモ光電話の付加機能、ネットトータルサポート、光ルーターセキュリティ、ドコモ光電話対応無線LANルーター、追加無線LANカード、光リモートサポート、ユニバーサルサービス料。
請求の誤りが特定できるユーザーに対しては、ドコモから個別に連絡した上で返金する。ただし関西、四国エリアの一部ユーザーについては、NTT西日本が工事情報を把握することが難しいため、ユーザーからの申告に基づいて対応する。問い合わせ窓口は0120-930-573。
関連記事
- ソフトバンクに誤請求 一部で月月割が適用されず
ソフトバンクに誤請求があったことが判明。一部ユーザーに月月割が適用されなかった。10月の請求で調整する。 - ウィルコム、ソフトウェア更新で約635万円の誤課金――97万3443回線に影響
2012年7月18日2時から8月23日20時まで、ウィルコムの97万3443回線に、約635万円の誤課金が発生していた。原因は、本来課金をしないソフトウェア更新に誤って課金をしてしまったため。 - ドコモ、spモードで「メール使いホーダイ」を利用したユーザーに誤課金 返還へ
ドコモは、spモードで「メール使いホーダイ」を利用するユーザーに対し、本来無料になるメールのパケット料金を誤課金していたと発表した。影響は現在も続いており、9月中旬に対処を行う。 - KDDI、auスマートフォンで誤課金――約10万回線、総額126万円
KDDIは、auスマートフォン向けの接続サービス「IS NET」の利用者9万9200回線に、合計約126万円を誤課金していたことを発表した。 - ドコモ、リミット機能付き料金プランで約340人に誤課金
ドコモは、2010年3月2日から2011年1月28日まで、リミット機能付き料金プランで誤課金が発生していたことを発表。該当ユーザーに通話料を返還する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.