Samsungが「Galaxy Fold」と「Galaxy S10」を発表/楽天が携帯キャリアに参入した理由:Mobile Weekly Top10
Samsung Electronicsが新型スマホ「Galaxy S10」……だけではなく、折りたたみスマホ「Galaxy Fold」を発表しました。Galaxy Foldは、画面が内側に曲がるという特徴を持ちますが、機構が機構だけに、値段もそれなりに高くなりました。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2019年2月18日〜2019年2月24日
- Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」は何が新しい? 気になるポイントは?
- 折りたたみスマホ「Galaxy Fold」発表 閉じると4.6型、開くと7.3型に 約22万円
- 「Galaxy S10/S10+/S10e」登場 3眼カメラや新指紋センサー搭載 実機を速攻チェック
- Samsungが折りたたみ「Galaxy Fold」を投入する狙い、S10シリーズの本命は「S10e」
- ソニーモバイルが「Xperia」新モデルを2月25日に発表 より縦長画面に?
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今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2019年2月18日から2月24日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
今回のランキングでは、トップ10のうち上位4記事がSamsung Electronicsが2月20日(米国太平洋時間)に発表した新型スマートフォンに関する記事。中でも、画面が折りたためる“フォルダブル”モデルである「Galaxy Fold」の要点をチェックした「Samsungの折りたたみスマホ『Galaxy Fold』は何が新しい? 気になるポイントは?」は特によく読まれました。
従来、2画面モデルを含む折りたたみスマホは画面を“外側”に持ってくるものがほとんどでした。このため「画面が傷付くのではないか」という不安がつきまといます。
その点、Galaxy Foldは外側に別途ディスプレイを配することで、メインの大画面ディスプレイは“内側”に折りたためるようになっています。これなら画面が傷付く心配も軽減できます。
ただ、機構が機構だけに、米国での想定販売価格は1980ドル(約22万円)と高額。どちらかというとGalaxy Foldは技術ショーケース的要素の強い製品で、本命は同時に発表された「Galaxy S10+」「Galaxy S10」「Galaxy S10e」であると思われます。とりわけ、新機軸のGalaxy S10eは最近のSシリーズとしてはコンパクトですし、画面の左右端がフラットなので「エッジスクリーンがちょっと苦手」という人にもオススメです。
ともあれ、Galaxy FoldとGalaxy S10ファミリーは日本でも登場するのでしょうか。楽しみです。
ランキングの7位には、楽天モバイルネットワーク(楽天の携帯キャリア事業子会社、以下「RMN」)が設立した「楽天イノベーションラボ」のメディア向け説明会のレポート記事が入りました。
RMNは、携帯電話ネットワークの中核部を「完全仮想化クラウドネットワーク」としていることを強くアピールしています。既存のキャリアもネットワーク設備の仮想化を順次進めていますが、当初から仮想化されたネットワークを構築するのはRMNが初めて。新規参入で「しがらみ」がないからこそできることです。
ただ、仮想化でコストが抑えられるとはいえ、携帯キャリア事業は設備の新設、維持、増設に相当の資金が必要であることには変わりありません。それでも参入するのは「さまざまなネットワークサービスを柔軟に提供できるパッケージング」(楽天・三木谷浩史社長)ができるから。MVNOであるよりも、自ら携帯キャリアとなる方が事業面でメリットがあると考えたようです。
RMNによる携帯電話サービスは今年(2019年)10月に開始予定。どのようなサービスを提供してくれるのか、今から楽しみです。
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