Galaxyスマホの購入や修理も可能な「Galaxy Harajuku」、どこまで対応できる?
サムスン電子ジャパンが3月12日にオープンした「Galaxy Harajuku」は、さまざまな手法でGalaxyスマートフォンを体験できるのが特徴だが、端末の「購入」と「修理」を受け付けるカスタマーサービスセンターを設けたことも注目点だ。
サムスン電子ジャパンが3月12日にオープンした「Galaxy Harajuku」は、さまざまな手法でGalaxyスマートフォンを体験できるのが特徴だが、端末の「購入」と「修理」を受け付けるカスタマーサービスセンターを設けたことも注目点だ。
サムスンのスマートフォンは日本ではキャリアしか取り扱っていないため、販路はキャリアショップや量販店などに限られており、端末の修理もキャリアを経由する必要があった。販路が1つ増えたことに加え、Galaxy Harajukuに直接持ち込んでスピーディーに修理してもらえるのは大きなメリットだ。ここでは販売と修理についての詳細をまとめる。
カスタマーサービスセンターはGalaxy Harajukuの地下1階に構えている。カウンターは合計4つあり、ドコモ端末とau端末の購入、修理の手続きを分担する。カウンターに設置されている端末から利用したいサービスを選ぶと、整理券が発行され、番号が呼ばれたらカウンターで手続きを始められる。番号はスピーカーから音声でアナウンスされるが、他の階では放送されないため、番号が呼ばれるタイミングでケータイへ電話をしてもらうこともできるそうだ。
販売する端末は最新モデルが中心で、「Galaxy S9」「Galaxy S9+」「Galaxy Feel2」「Galaxy Note9」となる。いずれもドコモとau向けモデルのため(Galaxy Feel2はドコモ向けのみ)、キャリアとの契約も行う。新規契約と機種変更どちらも対応でき、ドコモの「ALADIN(アラジン)」などのシステムを使ったSIMの開通作業も行う。
Galaxy Harajukuには海外で発表済みの「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の実機も展示されている。日本のキャリア(ドコモとKDDI)が2019年夏モデルとして取り扱うことになれば、Galaxy Harajukuでも販売されるだろう。
端末の価格は、キャリアが決めたものと同じで、今のところ、独自の割引施策などは予定していないとのこと。
メーカーが運営するショップということで、キャリアに縛られないSIMロックフリーモデルの販売にも適しているが、残念ながら、現時点ではSIMロックフリーモデルの販売は予定していないとのこと。
修理の対象端末は「Galaxy S7 edge」「Galaxy S8」「Galaxy S8+」「Galaxy Note8」「Galaxy S9」「Galaxy S9+」「Galaxy Note9」「Galaxy Feel」「Galaxy Feel2」(2019年3月時点)。修理価格はメイン基板、カメラ、バッテリー、フロント/リアケースなど故障箇所によって異なる。料金は公表していない。
海外で購入したGalaxyスマートフォンの修理は現時点では受け付けていないが、今後対象にできるよう検討しているとのこと。
修理後もドコモやauの窓口で修理受付が可能で、修理後の保証期間もドコモとauの規定が変わらず適用される。キャリアが提供している補償サービスのうち、auの「故障紛失サポート」は適用でき、修理代金が軽減される。ドコモの「ケータイ補償」は、現在準備中とのこと。
修理カウンターには4人のスタッフが常駐しており、最短60分で修理が完了する。修理は事前にWebサイトで予約することも可能だ。
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