端末購入補助の見直し 「得」をするのは誰?/スマホ選びのポイントは?:Mobile Weekly Top10
連休を挟んで2週間分のアクセスを集計した今回のランキング。前回に引き続き、NTTドコモの新プラン「ギガホ」「ギガライト」に関する記事がよく読まれました。一方、スマホのオススメ機種を紹介する記事も人気でした。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2019年4月22日〜2019年5月5日
- 決算から見えてきた分離プラン導入による「メーカー撤退危機」――NTTドコモは月々サポート廃止で900億円の収益改善
- ドコモ新料金プランはどれだけ安い? 現行プランと徹底比較
- ドコモの「ギガホ」「ギガライト」 どこがauやソフトバンクと違う? 比べてみた
- 「iPad mini(第5世代)」レビュー 変わらない良さと、変わったほしかったところ
- ドコモの新料金プランは本当にお得なのか? 業界に与える影響は?
- ドコモ吉澤社長を悩ます、新料金プランの“誤解”
- いまだ販売ランキング1位 「iPhone 8」がXSやXRよりも売れている理由
- Androidスマホおすすめ“3選” 9万円超のハイエンド機種(2019年版)
- 通話とSMSに特化 シンプルケータイ「un.mode phone01」が生まれた理由
- iPhoneの最新おすすめ機種は? 目的と価格で選ぶ(2019年版)
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年4月22日から5月5日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。
平成から令和にまたがる今回のランキングは、前回に引き続き、NTTドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」に関する記事が多くランクインしています。両プランについて気になる人が少なくない証拠でしょう。
新プラン導入に伴い、ドコモは2019年度において減収減益を予想していますが、1位の記事にもある通り、この予想は「月々サポート」の廃止を織り込んだ値です。
ドコモに限ったことではないですが、料金の値下げは、その分「減収」になります。一方で、割り引きを廃止あるいは縮小すると、その分「収益改善」につながります。
端末代金の割り引きが廃止・縮小されると、スマートフォンやケータイを買い換えようとする人たち……だけではなく、端末メーカーにも“しわ寄せ”が行きます。日本だけではなく世界的にも端末の平均利用期間が延び、スマートフォンの出荷台数が減少傾向にある中、ある意味での「冷や水」を浴びせられてしまうのです。
スマホの出荷が減るということは、中古端末を取り扱う業者から見ると「将来の仕入れ(在庫)が減る」ということにもなります。「ならば修理をしっかりできる体制を」と言いたいところですが、ごく一部を除き、現状の日本は端末修理市場は十分に整備されている状況とはいえません。
どの“立場”を取るかによって評価は変わると思いますが、総務省の携帯電話料金に関する政策は、果たして誰にとって「得」になるのか、その行方はしっかりと見ていきたいところです。
端末購入補助がなくなるか、大幅な見直しが行われようとしている中、より重要になるのが「スマホ選び」です。そのこともあってか、ランキングの8位と10位には、スマホの選び方に関する記事が入りました。
端末の購入費用が“実費”でかかるようになることで、人々のスマホ・ケータイ選びにどのような影響が出るのかも、注目です。
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