値段以上の価値がある! 画面を着脱できる2画面スマホ「LG G8X ThinQ」を使いつくす(2/4 ページ)
ソフトバンクが発売している「LG G8X ThinQ」は、画面着脱式の2画面スマホであることはもちろんだが、スペックの割に手頃な価格であることから注目を集めている。その実力はどうなのか、いろいろな角度から迫る。
2画面で「ポケモンGO」「ドラクエウォーク」を同時に遊ぶ
デュアルスクリーンの魅力だが、一番分かりやすいのは位置情報ゲームの同時プレイだ。人気の「Pokemon GO(ポケモンGO)」も「ドラゴンクエストウォーク」も、それぞれの画面で同時に動かしてスムーズに操作できる。
全画面ゲームアプリを同時に2つ動かせるのは魅力だ。
もちろん、ブラウザを同時に2つ開いて価格比較、メールを見ながら添付ファイルを確認、動画を見ながらSNS実況……と普段使いでも便利に使える。Androidのデュアルスクリーン機能と組み合わせることで、2画面で最大3つのアプリを操作できる。もちろん、2画面を1つの大画面とみなしての操作も可能だ。
デュアルスクリーンを装着すると画面上にアイコンが表示される。これをタップすることで、表示モードを切り替えられる。バッテリー消費を抑えたい場合は、デュアルスクリーンをオフにすることも可能だ。
2画面を1つの大画面として利用したい場合は、メイン画面にアプリを表示した状態でデュアルスクリーンメニューから「ワイド表示」を選べばいい。
デュアルスクリーンをより活用できるのは、ゲームアプリの操作だ。最初の位置情報ゲームはもちろん、スマホRPGなどを攻略サイトの情報を確認しつつ楽しむといった操作もしやすい。
昨今のハイエンドスマホらしく、G8Xにはゲームプレイを補助するランチャーも搭載されている。デュアルスクリーン装着時は、もう1つの画面をゲームコントローラーにできる、他のスマホにはない機能も用意されている。これも場合によっては便利だ。
仕様としては、Androidが標準対応するゲームパッドの仕様を、タッチ画面で各種ゲーム向けにアレンジして搭載している。そのため、ゲームパッドにさえ対応していれば、アプリ側で特別な対応は不要だ。
ハードキーほど確実な操作を約束するものではないが、格闘ゲームやアクション、リモートプレイ系のゲームも楽しめる。レースゲームやRPGなど、ゆっくり遊ぶタイトルならもっと便利にプレイできるだろう。
ゲームパッド非対応のタイトルに関しても、ゲーミングスマホのようにカスタムコントローラーで専用の疑似ゲームパッドを作って操作できる。
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