求められているのは「ミドル」よりも「エントリー」?/auが「残価設定型分割払い」導入:Mobile Weekly Top10
ソニーモバイルコミュニケーションズが、エントリークラスのXperiaをグローバル発表しました。ミドルレンジモデルは日本でも投入されるようになりましたが、エントリーモデルが上陸する日は来るのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2020年2月17日〜2020年2月23日
- ソニー、新エントリーモデル「Xperia L4」も21:9に
- auの「Galaxy Z Flip」は2月28日発売 直営店価格17万9360円(税込み)
- ドコモの「Xperia 1」「Xperia 5」がAndroid 10にバージョンアップ 新機能も搭載
- NTTドコモが「SIMロック解除」ルールを一部変更 「クレジットカード払い」なら即時解除可能に
- 三井住友カード、国内コード決済をまとめて導入できる「stera code」提供
- 「UQ mobile」と「Y!mobile」どちらを選ぶ? 違いを整理する(2020年春版)
- Microsoft、Word、Excel、PowerPointをまとめて操作できるAndroidアプリ公開
- KDDIが「かえトクプログラム」を提供する狙い ドコモ、ソフトバンクと比べて端末は安くなる?
- au PAYの毎週10億円還元キャンペーン、1日あたり最大6000ポイント還元に条件変更
- シャープの5Gスマホ「AQUOS R5G」登場 8Kワイドカメラや6.5型Pro IGZO搭載
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年2月17日から2020年2月23日までの1週間について集計し、まとめました。
今回、アクセス数の1位に輝いたのは、ソニーモバイルコミュニケーションズが発表した新型エントリースマートフォン「Xperia L4」に関する記事でした。
Xperiaといえば、従来は日本向けはハイエンドモデル中心でしたが、「Xperia Ace」や「Xperia 8」に見られるように、最近はミドルレンジモデルも積極的に販売しています。先日グローバル発表された新型ミドルレンジ「Xperia 10 II(エクスペリアテンマークツー)」も、日本で発売される予定だそうです。
一方、今回リリースされたようなエントリーモデルについては、引き続き「一部の市場向け」で、日本における発売予定はないようです。ただ、記事の読まれ方を見る限り、エントリーモデルに興味のある読者は少なからずいるようです(画面のアスペクト比21:9が「細長すぎる」という文脈での反応も多いのですが……)。
エントリークラスのスマホは日本でも広く受け入れられるのか、他社からリリースされているエントリースマホの売れ行きにも注目しつつ様子見をしたいと思います。
アクセス数の7位は、au(KDDIと沖縄セルラー電話)が提供を開始した残価設定型分割払い「かえトクプログラム」の解説記事でした。
商品に対して「残価(残存価値)」を設定し、一定回数の支払い後、消費を返却(下取り)に出すと残価の全部または一部の支払いを免除する――残価設定型の分割払いは、自動車の購入では一般的になりましたが、携帯電話端末の購入に用いられるのは初めてです。
電気通信事業法の改正などに伴い、端末に対する値引きに厳しい規制が入りました。その一方で、ハイエンドモデルを中心に端末価格は高騰する傾向にあります。少しでもハイエンド端末を買いやすくするために、各キャリアは工夫を凝らしてきました。かえトクプログラムも、ある意味でその一環です。
「手元にスマホが残らないのはちょっと……」という意見もありますが、買い換えた後のスマホを使うために手元に残すというユーザーはそれほど多くないようにも思えます。かえトクプログラムは、意外と広く受け入れられるかもしれません。
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