ソフトバンクが「OPPO Reno3 5G」を独占販売 7月下旬以降発売へ:おサイフケータイ対応ミドルレンジ
中国OPPOのスマートフォンが、ついに大手キャリアから発売される。SoftBank 5Gに対応するミドルレンジモデルで、日本市場固有の機能である「おサイフケータイ」も利用できる。
ソフトバンクは7月下旬以降に、5G通信サービス「SoftBank 5G」対応のOPPO製スマートフォン「OPPO Reno3 5G」を発売する。同機種は、国内キャリアとしてはソフトバンクが独占して提供する。
プロセッサは、Qualcommの5Gモデムを統合したミドルレンジ向け「Snapdragon 765G」で、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは256GBを備えている。OSはAndroid 10をベースにOPPOがカスタマイズを施した「ColorOS 7.0」をプリインストールする。
ディスプレイはフルHD+(1080×2400ピクセル)の6.55型有機ELで、画面左上のインカメラ周辺部にカメラ穴(パンチホール)が設けられている。バッテリーの容量は4025mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。外部接続端子はUSB Type-Cだ。OPPO独自の急速充電に対応しているので、20分で容量の約50%、56分で満充電できるという。
アウトカメラは約4800万画素、約1300万画素、約800万画素、約200万画素のクアッド(4基)構成。インカメラは約3200万画素となる。
5Gや4G(LTE/AXGP)ネットワークなどに対応しているが、ソフトバンク網での最大通信速度は「計測中」だ。Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)やBluetooth 5.1も利用可能で、おサイフケータイにも対応している。
ボディーサイズは約72(幅)×159(高さ)×7.7(奥行き)mmで、重量は約171g。カラーはミスティ ホワイトのみとなる。
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