ミッドレンジ「Xperia 10 II」のカメラはどう? 「Xperia 1 II」と比較してみた:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)
薄くてすらっとしていて手になじみそうな「Xperia 10 II」。上位機の「Xperia I II」とはどこが違うのか比較して確かめてみた。
薄くてすらっとしていて「Xperia I II」より小ぶりな分、手になじんで撮ってもよさげな「Xperia 10 II」。トリプルカメラだし、サクサク動きそうだし、フラグシップ機のXperia 1 IIとの大きな違いは「Photography Pro」の有無くらいかも……と思ってしまいそうになりそうであるが、実際、フラグシップ機と普及機のカメラの差ってどうなの?
というところがテーマ。
これ、最初に書いちゃうと予想以上に違っていてびっくりしたのである。
AWBの精度に差がある?
Xperia 10 IIは3つが横に、というか縦に並んだトリプルカメラ。超広角が16mm、標準(広角)が26mm、望遠が52mmという極めてオーソドックスな構成だ。
Xperia 1 IIとは超広角以外の2つが違う。
トリプルカメラの組み合わせはXperia10 IIの方がオーソドックス。Xperia 1 IIは24mmと70mmの間がちょっと空いている。
ではまあ撮ってみましょうかってことでいつものガスタンク。まず1x。
取りあえず撮ってみると、こんな典型的な陽光の下でも色が全然違う。びっくり。
見た目の印象に近いのはXperia 1 IIの方。Xperia 10 IIはガスタンクの色がなんか抜けちゃっている。
続いては超広角。こちらはホワイトバランスにそれほど大きな差はない。
そして望遠。52mmと70mmなので望遠具合に差がある。
広角カメラでのホワイトバランスが気になったので他のシーンでも試してみる。それほどの差は出ない。
多分、オートホワイトバランスの合わせ方にちょっとした違いがあり、構図内の色のバランスによって差が出てくるのだろうなと思う。
関連記事
- ドコモの「Xperia 10 II」がランクアップ ムスビーの8月中古スマホランキング
ムスビーは、2020年8月中古携帯/スマホランキングを発表。総合ランキング1位は国内版SIMロックフリーの「iPhone 8」、2位は国内版SIMロックフリーの「iPhone 7」で7月と変わらず。AndroidランキングではNTTドコモの「Xperia 10 II SO-41A」が順位を上げた。 - コスパに優れたモデルは? 4万円前後のミッドレンジ「Xperia 10 II」「Galaxy A41」「LG style3」を徹底比較
今夏からスマートフォン販売の新定番となりつつあるのが、4万円前後からそれ以下のミドルクラスだ。今回はキャリアが販売している「Xperia 10 II」「Galaxy A41」「LG style3」の3機種を比較した。 - ミッドレンジの「Xperia 10 II」がドコモから 21:9の有機ELや3眼カメラを搭載【写真追加】
ドコモが、ソニーモバイルのミッドレンジスマホ「Xperia 10 II」を投入する。ディスプレイは6.0型のフルHD有機ELを搭載しており、Xperia 1シリーズと同様に、21:9という縦長のアスペクト比を採用。広角、望遠、超広角のアウトカメラを備える。 - ミッドレンジの「Xperia 10 II」登場 21:9の6型有機ELや3眼カメラを搭載
ソニーモバイルがミッドレンジのスマートフォン「Xperia 10 II」を発表。2020年春以降、日本を含む国と地域で発売する予定。アスペクト比が21:9の6型有機ELディスプレイを搭載する。 - 前モデルとの違いは? 写真で解説する「Xperia 1 II」と「Xperia 10 II」
「Xperia 1 II」は、Xperiaシリーズとして初めて5Gに対応した端末だ。待望の3.5mmイヤフォンジャックが復活したこともトピック。4G対応のミッドレンジ端末「Xperia 10 II」と合わせて、本記事で詳細をレポートする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.