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スマホの「ながら充電」に要注意/「AQUOS sense5G」開発の裏側Mobile Weekly Top10

中古携帯電話を手がける「携帯市場」と、東京都調布市にキャンパスを構える国立大学「電気通信大学(電通大)」が、スマートフォンの「ながら充電」に関する共同研究の成果を発表しました。ながら充電はバッテリー寿命を縮めることはよく知られていますが、なぜ縮めることになるのかはよく知っておくべきです。

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 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年4月5日から2021年4月11日までの1週間について集計し、まとめました。

ながらスマホ
ながらスマホをすると発熱が多くなり……

 今回の集計期間において、ダントツのアクセス数となったのは、携帯市場と電気通信大学(電通大)が共同実施した「ながら充電」の研究に関する記事でした。

 スマートフォンを使いつつ充電する「ながら充電」は、以前からスマホのバッテリー寿命に悪影響を与えるから避けるべきということは知られています。その主因は「熱」にあります。バッテリーに熱が加わることで、バッテリーの寿命を縮めてしまうのです。

 最近のスマホでは、機械学習をもとに充電速度をコントロール機能を備える機種もあります。この機能をうまく活用するとバッテリー寿命を延ばせますが、充電中はスマホで高負荷な作業をさせない、あるいは本体温度を抑制できるように風を送り込むといった工夫もしっかりしたいです。

AQUOS sense5G
実は対応Band(周波数帯)の広いAQUOS sense5G

 ランキングの2位は、シャープのスマートフォン「AQUOS sense5G」の開発者インタビューでした。

 AQUOS sense5Gは大手キャリアから発売されている他、SIMロックフリー端末としても販売されています。そのいずれも、対応Band(周波数帯)が比較的幅広いことが特徴です。SIMロックフリーモデルでは、デュアルSIMにも対応しています。それでいて、税込みの販売価格はキャリア次第では4万円を切ります。おサイフケータイと5Gの両方を使える機種としては、比較的手頃といえます。

 「Snapdragon 865」を搭載するハイエンドモデルと比べると、さすがに処理の負荷が大きい場面では性能差をどうしても覚えてしまいますが、コミュニケーションアプリの利用など、それほど負荷の掛からない場面では「もうこれでいいのでは?」というくらいに良くできています。地味に重要な手に持ったときのバランス感も良好です。

 以前のMobile Weekly Top10でも言いましたが、「5Gスマホに興味はあるけれど、価格と使い勝手が気になる……」という人は、まずAQUOS sense5Gをチェックしてみることをおすすめします。

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