レビュー
「Mi 11 Lite 5G」は3万〜4万円台ながらカメラ画質は十分 “テレマクロカメラ”も面白い(2/4 ページ)
Xiaomiが7月2日に発売した「Mi 11 Lite 5G」。カメラに6400万画素のセンサーを搭載し、6.8mmと薄いボディーが特徴だ。くっきりと写るので「映え」を気にするユーザーにも強く、現代的な端末といえる。被写体のディテールを写せる「テレマクロカメラ」もあわせて、実際の使い心地を確認する。
スーパーマクロ機能が面白い
面白いのは3つ目のカメラ。テレマクロカメラと名付けられている。テレマクロは望遠レンズで撮るマクロ撮影。ちょっと望遠ぎみのレンズが入っているので、広角でのマクロに比べてパースがつきすぎないので形がキレイに出るし、ギリッギリまで寄らなくてもいいので端末の影にもなりづらい。このカメラがなかなか面白くて実用的なので最初に紹介しちゃう。
メニューから「スーパーマクロ」をオンにすると、カメラがテレマクロに切り替わる。
するとギリギリまで寄れる。だいたい3〜7cm。うまくセットすれば端末の影を落とさずに撮れる距離だ。
するとここまでキレイに寄れるのである。テレマクロカメラは500万画素ではあるが、十分実用になるクオリティーだ。このヒマワリは鉢に植わったけっこうコンパクトなものなので、かなり大きく撮れている。
ちなみに、メインカメラだとこのくらい。
かなり寄れているってのが分かる。さらに2枚ほどテレマクロカメラならではのスーパーマクロ写真を撮ってみた。
けっこう楽しめるのが分かってもらえたかと思う。ただ、スーパーマクロはもうちょっと呼び出しやすいとよかった。ある程度以上カメラを被写体に近づけると自動的に切り替わる仕様でもよかった。
では話をメインカメラに戻そう。
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