ドコモの3G停波でMVNOにも影響 2022年1月から一部機種で利用不可になる場合も
IIJ(インターネットイニシアティブ)が、NTTドコモの3G(FOMA)停波に伴い、一部機種で2022年1月から通信できなくなる件を案内している。ドコモは2022年1月から順次2GHz帯を停波し、800MHz帯のFOMAプラスエリアのみ利用可能とする。そのため、FOMAプラスに対応していない3G端末は、2022年1月から一部エリアで音声通話やデータ通信が利用できなくなる。
IIJ(インターネットイニシアティブ)が、NTTドコモの3G(FOMA)停波に伴い、一部機種で2022年1月から通信できなくなる件を案内している。
ドコモはネットワーク設備の老朽等に対応するため、3G設備の集約を進めている。その一環で、2GHz帯と800MHz帯を利用できる3Gエリアの一部で、2022年1月から順次2GHz帯を停波し、800MHz帯のFOMAプラスエリアのみ利用可能とする。そのため、FOMAプラスに対応していない3G端末は、2022年1月から一部エリアで音声通話やデータ通信が利用できなくなる。
IIJmioの場合、ドコモ回線を利用する全てのSIMカードが対象。ドコモのFOMAプラスエリアを含む3G全体の停波は、2026年3月31日を予定している。IIJは、3Gサービス終了までに、4Gや5Gに対応している端末に機種変更することを勧めている。
IIJmioで販売している端末については、「NichePhone-S 4G」と「N-07E(中古)」が影響を受ける。NichePhone-S 4GはLTE端末だが、VoLTEに対応していないため、3Gサービス終了後は音声通話が利用できなくなる。N-07Eは3G端末のため、3Gサービス終了後は音声通話とデータ通信が利用できなくなる。
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