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KDDI、12月以降にスマートグラス「Nreal Air」を発売 別売デバイスでiPhoneも対応
KDDIは、スマートグラス「Nreal Air」の取り扱いを12月以降に開始。従来モデルと比較して20%の軽量化と最大50%の連続稼働時間延長を可能とし、別売デバイスと組み合わせればiPhoneシリーズにも対応する。
KDDIは、10月1日にスマートグラス「Nreal Air(エンリアルエアー)」について発表した。取り扱いは12月以降にau Online Shop、KDDI直営店で行う予定。
本製品は対応のスマートフォンに接続し、Androidアプリを起動して大スクリーンとして利用できるミラーリングモードやグラス内で空間上に映像を映し出すMR (Mixed Reality) モードを実装。2020年12月に発売した折りたたみ式のコンパクトデザイン「NrealLight」と比較し、20%の軽量化と最大50%の連続稼働時間延長を可能とている。
重量は約76g(ケーブル除く)で角解像度は49PPD、リフレッシュレートは最大90Hz。別売りデバイスと組み合わせればiPhoneシリーズにも対応し、詳細は別途案内する予定。なお、NrealLightも継続して販売する。
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