スマホの「ワンセグ」はなぜ減った?/スマホの「USB Type-Cオーディオ」は奥深い……:Mobile Weekly Top10
AndroidスマートフォンにおけるTVチューナー(フルセグ/ワンセグ)の搭載率が非常に低くなっています。一体なぜ搭載されなくなってきたのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2021年11月29日〜2021年12月5日
- スマホから消えた「ワンセグ」、2021年は搭載機種ゼロに その背景を探る
- 気を付けないと“無駄な出費”に? 今更聞けない「USB Type-C」と「オーディオ」
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ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年11月29日から2021年12月5日までの1週間について集計し、まとめました。
今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、最近のAndroidスマートフォンにおいてTVチューナー(フルセグ/ワンセグ)の搭載率が低下していることについて考察した記事でした。
容量無制限の料金プランの登場や動画配信サービスの充実もあって、確かに以前と比べるとTVチューナー機能を使う場面は減ったようにも思います。加えて、TVチューナーはTVの電波が入る場所でないと使えないことや、一部の機種を除いてイヤフォンをつながないと受信できないことなど、不便な面が少なからずあることも機能として「使われない」原因となってしまっているのだと思います。
最近は、自宅に置いておけばWi-Fi(無線LAN)あるいはモバイルネットワーク経由でTV番組を視聴できるHDDレコーダーやTVチューナーもあります(参考記事)。それさえ用意すれば、無理(?)にTVチューナーを備えるスマホを用意しなくても良い状況ではあります。
ただ、災害時には「放送」が役立つ場面もあります。最近、FMチューナーをわざわざ搭載するスマホが増えているのは、放送を受信するニーズに応えるための「代替措置」なのかもしれません。
アクセス数の2位は、USB Type-C接続のオーディオデバイスに「アナログ接続」と「デジタル接続」の2種類が存在することを書いたコラムでした。
USB Type-C端子自体は、USB(Universal Serial Bus)以外の信号を入出力することも想定しています。実はその信号の1つにアナログ音声の入出力もあります。ただし、USB Type-C端子にアナログ音声の入出力機能を持たせる場合、記事にもある通りアナログオーディオデバイスをオーディオ変換アダプターを介して接続する方法のみ許容されています。
最近のUSB Type-C端子しか備えないスマホやタブレットでは、基本的にデジタル接続タイプ(DAC/ADCを内蔵するタイプ)を選べば音声出力で困ることはありません。ただし、ごくまれに相性問題でうまく動かないこともあります。アダプターやイヤフォンを手がけるメーカーの中には「動作確認機種」を公開している所もあるので、可能な限り買う前にリサーチすることをお勧めします。
ちなみに、私個人のお勧めはソニー(旧ソニーモバイルコミュニケーションズ)が販売していたステレオヘッドセット「STH50C」です。STH50CはUSBオーディオデバイスとして認識されるためWindows PCでも使えます。いろいろなデバイスであふれている私の家では便利に使えます。販売を終了してしまったのは正直もったいないと思います……。
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