Zoomで一人称視点の映像を配信 LTE対応のウェアラブルカメラ「LINKLET」
nanoSIMを搭載し、4G LTE通信ができるウェアラブルカメラ「LINKLET」が2022年4月に発売される。価格や利用プランなどはニュースレターの登録者向けに公開する予定だ。ブラウザを介した遠隔操作の他、4K解像度の写真を撮影する機能も備える。
フェアリーデバイセズが、4G LTE通信が可能なウェアラブルカメラ「LINKLET」を2022年4月に発売する。価格や利用プランなどはフェアリーデバイセズの公式サイトの他、製品サイトで「先行優先ユーザー登録」を行ったユーザーを対象にメールで通知する。
「Zoom」や「Microsoft Teams」に対応する首に装着するカメラで、一人称視点での映像/音声配信が可能。リモート観光や習い事などの作業風景の配信に適しているという。なお、Microsoft Teamsを使った映像通信は2022年春頃のリリースを予定している。
カメラ解像度は4Kで、横120度、縦90度の範囲を撮影できる。内蔵ストレージは64GB+128GBまでのSDメモリカードに対応。マイクとスピーカーを搭載し、4極ミニジャックで外部ヘッドセットを使用できる。重量は170g。また、米国MIL規格のIP54に準拠した防水/防じん機能を備える。
連続待機時間は約13.5時間で、映像通信を行った場合の持続時間は約2.5時間。専用のUSB Type-C端子ACアダプターを使用した場合の満充電に必要な時間は約1.5時間としている。
LINKLETの操作は本体搭載のファンクションボタンの他、ブラウザの「LINKLETコンソール」上で行う。ネットワーク情報などを入力後に表示されるQRコードを操作したいデバイスで読み込むと遠隔操作が可能になり、ブラウザ内でZoomのビデオ会議を作成できる。1つの会議に複数のデバイスを参加させられる他、第三者の会議に招待URLを送ってLINKLETを参加させることも可能だ。
この他、LINKLETのマイク、カメラ、スピーカーのオン/オフ切り替えに加え、4K解像度の写真撮影が可能。撮影した画像はLINKLETのストレージに保存される。
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