ニュース
BALMUDA Phoneにソフトウェア更新 一部周波数帯における「干渉ノイズ」問題に対応:販売も再開
バルミューダとソフトバンクが販売する「BALMUDA Phone」が一時見合わせた件について、一部周波数帯における「干渉ノイズ」が許容値を超過する可能性があることが原因であることが分かった。この問題は、1月14日から配信されるソフトウェア更新を適用することで解消できる。
京セラは1月13日、同社が設計と製造を担当した「BALMUDA Phone」について、一部の周波数帯において干渉ノイズが許容値を超える場合がある問題が確認されたことを発表した。この問題はバルミューダが販売する「SIMフリーモデル(X01A)」とソフトバンクが販売する「ソフトバンクモデル(A101BA)」の両方で確認されており、共に1月14日から配信されるソフトウェア更新を適用することで解消される。
本件については、バルミューダとソフトバンクからもソフトウェア更新を促す告知が行われている。
- →BALMUDA Phoneをご利用中のお客さまへ(ソフトバンク)
- →BALMUDA Phoneソフトウェアアップデートのお知らせ(バルミューダ)
端末の販売は1月14日から順次再開
ソフトウェア更新による問題の解消を受けて、バルミューダとソフトバンクはBALMUDA Phoneの販売を1月14日から順次再開する。
- →BALMUDA Phone販売再開のお知らせ(バルミューダ)
- →BALMUDA Phone の販売再開に関するお知らせ(ソフトバンク)
なお、既にBALMUDA Phoneを利用しているユーザーは、端末のソフトウェアを更新しないと「技術基準適合証明(技適)」の認証適合条件にそぐわない状態で端末を使い続けることになってしまう。14日以降、速やかにソフトウェア更新を適用しよう。
関連記事
- ソフトバンクとバルミューダが「BALMUDA Phone」の販売を一時見合わせ 「技適」に確認すべき事項が見つかったため
ソフトバンクとバルミューダが「BALMUDA Phone」の販売を一時的に見合わせていることが判明した。製造元の京セラから「技適に確認すべき事項が見つかった」との申告を受けた措置で、既に使っているユーザーには影響しないという。【追記】 - 「技適」の話をあらためて整理する
SIMロックフリー端末を選ぶ際に、必ずチェックしていただきたい項目として「技適マーク」があります。そもそも技適マークとは何を示しているのでしょうか。法令の話を交えて説明します。 - 「BALMUDA Phone」発表 4.9型ディスプレイ搭載で“直線のない”小型スマホ
バルミューダが11月16日、オリジナルスマートフォン「BALMUDA Phone」を発表した。4.9型のフルHDディスプレイを搭載した小型サイズと、直線のない丸みを帯びたボディーを特徴としている。カラーはブラックとホワイトの2色。 - 「iPhoneがあまりにもスタンダードになりすぎた」 寺尾社長が語る「BALMUDA Phone」の勝機
「BALMUDA Phone」でスマートフォン市場に参入したバルミューダ。日本ではiPhoneの人気が高く、半数近くのシェアを持つが、それでもバルミューダの寺尾玄社長は「チャンスがあると感じている」と自信を見せる。 - 高い? スペックはミッドレンジなのに「BALMUDA Phone」が10万円超えの理由
バルミューダ初のスマートフォン「BALMUDA Phone」は、10万円を超える価格でも話題を集めている。同じスペックのスマートフォンは、他社から3万円〜4万円台で販売されている。BALMUDA Phoneはなぜフラグシップモデル並みの価格なのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.