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ドコモとBMW、5G対応のコネクテッドカーサービス開始 月額550円

ドコモとBMWがコネクテッドカーサービスの提供を始める。BMWはeSIMを搭載している。ドコモのeSIMとBMWのeSIMを同時に有効化する技術を使って両社のサービスを利用できる。

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 ドコモとビー・エム・ダブリュー(BMW)は3月1日、BMWが販売する車両「BMW ix」「MBW i4」に対応する5GとコンシューマーeSIMに対応したコネクテッドカーサービスの提供を始めた。サービスの利用に必要な「ワンナンバーサービス」の利用料金は月額550円(税込み、以下同)で、登録手数料は1回550円。

ドコモBMW
BMW ix/i4

 BMW ix/i4には従来「BMWコネクテッド・ドライブ」用サービス提供のためのeSIMを搭載しているが、今回5GモジュールとコンシューマーeSIMを搭載し、ドコモのワンナンバーサービスに対応した。これによりユーザーがスマートフォンで利用している電話番号や料金プランをBMW車両での音声通話やデータ通信に使えるようになり、スマホと車両をBluetoothで接続する必要がなくなった。

 2つのeSIMを同時に有効化する技術「DSDA(Dual-SIM-Dual-Active)」を利用することで、BMWコネクテッド・ドライブの通信とユーザーの音声通話などを車両を経由して利用できる。社内向けWi-Fiのセットアップも可能で、最大10台の端末接続にも対応する。

ドコモBMW
DSDAとワンナンバーサービスの仕組み

 コネクテッドカーサービスは、ワンナンバーサービスを契約しBMWの「My BMW」アプリか「BMWポータルサイト」にログイン後、表示されるドコモのサイトに「dアカウント」でログインしてBMW IDとdアカウントを連携させることで利用できる。個人で購入した車両の他、レンタカーやカーシェアなどで車両に乗車する際にもサービスを利用できる。

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