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ドコモ、富士山頂を5Gエリア化 尾瀬国立公園のエリア化も
NTTドコモは、富士山の山開き期間中に富士山頂の剣が峰付近で「瞬速5G」や4G/3G通信を提供。尾瀬国立公園では山小屋のエリア化を順次拡大し、9月までに27の山小屋で4G/3G通信を利用できるようになる予定だ。
NTTドコモは7月上旬〜8月下旬、富士山の山開き期間中に富士山頂の剣が峰付近で「瞬速5G」や4G/3G通信を提供する。
対象サービスとエリアは以下の通り。富士宮口や須走口などの登山口/登山道は通年4G/3G通信を利用できる。
瞬速5G
- 山頂の一部:2022年7月上旬〜2022年8月下旬
4G/3G
- 山頂の一部:2022年7月上旬〜2022年8月下旬
- 富士宮口(登山口、登山道):通年
- 須走口(登山口、登山道):通年
- 御殿場口(登山口、登山道):通年
- 吉田口(登山口、登山道):通年
- 山小屋:2022年7月上旬〜2022年8月下旬
d Wi-Fi
- 山小屋:2022年7月上旬〜2022年8月下旬
6月30日から、尾瀬国立公園では山小屋のエリア化を順次拡大。昨年度までに実施済みの龍宮小屋、東電小屋、東電小屋別館、鳩待山荘、大清水休憩所と合わせ、9月までに27の山小屋で4G/3G通信を利用できるようになる。
同社では登山シーズンに合わせ、全国各地の山岳エリアで季節限定の基地局を設置。西表石垣国立公園や屋久島国立公園のような電波の届きづらい海や山でも専用アンテナを追加し、小型基地局やブースタ基地局を設置するなどの対策を行っている。
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