英Nothing、完全ワイヤレスイヤフォン「Ear (stick)」を1万6800円で11月10日発売
英Nothingが完全ワイヤレスイヤフォン「Ear (stick)」を11月10日に発売する。Nothing.tech、Kith Tokyo、二子玉川 蔦屋家電にて10月29日に先行販売が始まる。価格は1万6800円(税込み)。
英Nothingが完全ワイヤレスイヤフォン「Ear (stick)」を11月10日に発売する。Ear (stick)はイギリス、アメリカ、ヨーロッパなど40以上の国と地域でも展開されるが、日本ではNothing.tech、Kith Tokyo、二子玉川 蔦屋家電にて10月29日に先行販売が始まる。価格は1万6800円(税込み)。
Ear (stick)は12.6mmのカスタムドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン。音質について同社は「豊かな深みとクリアな高音、忠実なディテールを実現。業界最高グレードのドライバーマグネットを使用し、ダイアフラム(振動板)を強化することで、高音域から低音域まで安定した音質を保ち、臨場感あふれるサウンド」としている。
装着性にもこだわっており、人間工学に基づいた形状となっている。1つのイヤーバッドがわずか4.4gと軽量ながら最大29時間の再生が可能となっている。ユーザー固有の外耳道の形状やイヤーバッドの装着感を測定し、装着中に失われる低音の量を検知する機能を搭載する。
通話時には3つの高精細マイクが最新のアルゴリズムで動作する。周囲のノイズをフィルタリングし、風切り音などを減らす。
再生、一時停止、曲のスキップ、音声アシストの起動、音量調整などをイヤーバッドのステムを押すだけで操作できる。なお、指が濡れていても機能するという。「Nothing Xアプリ」(Android/iOS)でジェスチャーコントロールや低音域、中音域、高音域などのEQ設定をカスタマイズできる。
充電ケースは「生活の一場面では障壁となるデジタルデバイス」(同社)を“リップスティック”のような見た目にしたもの。透明パネル奥に埋め込まれたミニLEDが必要に応じて発光するスマートフォン「Phone (1)」のように、“transparency(透明性)”がアイデンティティーとなっている。
サイズはイヤフォンが18.8(幅)×29.8(高さ)×18.4(奥行き)mm、充電ケースが29.8(幅)×87.1(高さ)×29.8(奥行き)mm。重量はイヤフォンが4.4g、充電ケースが46.3gとなっている。
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