2022年を振り返る(8月編):暑い夏 スマホも熱い どうするか?:Mobile Monthly Top10
1年間でよく読まれた記事を月単位で振り返る「Mobile Monthly Top10」。季節柄もあってか、8月はスマートフォンの発熱に対する対策をまとめた記事がよく読まれました。
2022年も、残りわずかとなりました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は8月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。
ITmedia Mobile Monthly Access Top10
2022年8月1日〜2022年8月31日
- 「スマホ冷却グッズ」は効果ある? 炎天下で3製品を使って分かったこと
- 「0円」で集めたユーザーを手放した楽天モバイル プラン改定の功罪を読み解く
- 夏のハイエンドスマホ「Xperia 1 IV」「AQUOS R7」「Galaxy S22 Ultra」を徹底比較 どの機種を選ぶ?
- 「Pixel 6a」と「iPhone SE(第3世代)」を徹底比較 コスパに優れているのはどちら?
- Reno5 Aよりも約55%売れている 「OPPO Reno7 A」が日本ユーザーから支持された理由
- 「OPPO Reno5 A」と「Mi 11 Lite 5G」はどちらが買い? スペックから使い勝手までを徹底比較
- 熱いスマホを冷やすのに「冷風」はアリ?
- “0円廃止の楽天モバイル”を使い続けるべきか、乗り換えるべきか 1GB以下〜無制限で検証
- 復活に向けて順調な「Xperia」が向かう先 ミッドレンジでも差別化を図るが、市場環境には課題も
- スマホが熱い! 「保冷剤」で冷やしてもいい?
8月といえば“夏真っ盛り”。一部の地域を除いて暑いものです。そうなると、特に屋外で使うスマートフォンは熱くなりがちです。そんなこともあってか、同月はアクセス数の1位、7位と10位に「スマホの発熱」に関する記事が入りました。
スマホの発熱は、主にSoC(プロセッサ)、ディスプレイやバッテリーから生じます。大半のPCとは異なり、スマホには冷却ファンはありませんので、基本的には外気で冷やさなくてはなりません(一部のゲーミングスマホにはオプションで「外付け冷却ファン」もありますが)。そのため、特にハイエンドモデルでは放熱効率を高める工夫が随所に凝らされています。
しかし、SoCのCPU/GPU部分のスペックアップはもちろん、通信速度やストレージのアクセス速度の向上も手伝って、スマホにおける発熱対策は次第に難しくなってきていることも事実。ゲーミングスマホにおいて外付け冷却ファンという発想が生まれるのも、その証左といえます。
だからといってスマホを急激に冷やしてしまうと、内部に生じた結露によって「水没」してしまう可能性があります。「スマホが壊れて修理に出したら、防水なのに水没と言われて修理を拒否された(修理代金が高額になった)」という場合は、十中八九結露による水没判定が原因です。暑くなったスマホはできる限り自然の風で、急ぎでもせいぜい扇風機の風を当てて冷やすようにしましょう。
この「端末内部の結露」ですが、冬にも生じる可能性があります。結露する原因は急激な気温差にありますが、これは外気で冷やされたスマホが暖かく湿った場所(≒風呂場や加湿された部屋)に入った場合も同様です。冬場もスマホの結露には気を付けてください!
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