2022年を振り返る(11月編):意外と知られていない? スマホの充電で「やってはいけないこと」:Mobile Monthly Top10
1年間でよく読まれた記事を月単位で振り返る「Mobile Monthly Top10」。2022年11月のアクセス数の1位と2位は、スマートフォンの充電にまつわる「やってはいけないこと」をまとめた記事でした。意外と知られていないのでしょうか……?
2022年も、残りわずかとなりました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は11月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。
ITmedia Mobile Monthly Access Top10
2022年11月1日〜2022年11月30日
- スマートフォンの充電でやってはいけないこと
- スマホのバッテリーを交換せずに使い続けてはいけない理由
- PayPayでキャリア乗り換え時にやってはいけないこと
- Androidスマートフォンの“寿命”がiPhoneよりも短い理由
- 楽天モバイルの“0円廃止”がもたらした「ユーザー流出」と「収益改善」 黒字化の勝算は?
- アンカー、「Amazonブラックフライデー」で170製品以上を最大50%オフ
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- 「Pixel 7 Pro」のカメラは何がすごい? iPhone 14 ProやPixel 6 Proと撮り比べて分かったこと
11月は、スマートフォンを使う上で「やってはいけないこと」と、「おトクに使う(買う)方法」に関する記事がよく読まれる傾向にありました。中でも1位の「充電でやってはいけないこと」と、2位の「バッテリーを交換せずに使い続けてはいけない理由」はとてもよく読まれました。
スマホやタブレット、ノートPCで使われているバッテリー(充電池)は「リチウムイオン」または「リチウムポリマー」を使っています。リチウムイオン/リチウムポリマーバッテリーの主な特性は以下の通り共通しています。
- 「つぎ足し充電」に強い(メモリ効果が小さい)
- 急速な充電/放電に耐えられる
- 比較的寿命が長い
- 衝撃や圧力に弱い(最悪の場合、これらが原因の発火も発生する可能性も)
- 温度変化に弱い(極端な高温/低温環境で使うと寿命が縮まる)
- 満充電状態で放置すると寿命が短くなる(長期間使わない場合は満充電容量の50〜80%程度でとどめておくとベター)
バッテリーの寿命を少しでも長くしたい場合は、上記の特性を意識してスマホを使うべき……なのですが、普段からそこまで徹底できるかというとなかなか難しい面もあります。1位と2位の記事が非常によく読まれたのも、その証左なのではないかと思います。
すごく大ざっぱにまとめると、「スマホを熱々にしない」「充電しながら使わない」「満充電となる前に充電を止めるようにする」を徹底することでバッテリーの寿命は延ばせます。最近なら、3つ目の「満充電となる前に充電を止めるようにする」は、設定で自動的に行えるスマホも多いです。端末設定にそのような項目がないかどうか探してみて下さい。
2022年12月分のアクセスランキングは、同月分のアクセス数が確定し次第掲載いたします。
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