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2023年度の電話リレーサービス料、1.1円×10カ月の負担に

各携帯キャリアは、2023年4月の利用分から電話リレーサービス料を改定する。聴覚や発話に困難がある人との通話で、通訳オペレーターが手話や文字、音声を通訳することで、双方向での通話を可能にするサービス。2023年度は1.1円×10カ月の負担となる。

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 NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、UQコミュニケーションズ、ソフトバンク、楽天モバイルが、2023年4月利用分から2024年3月利用分までの電話リレーサービス料を改定する。

 電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難がある人との通話で、通訳オペレーターが手話や文字、音声を通訳することで、双方向での通話を可能にするサービス。法令によって定められた一般財団法人日本財団電話リレーサービスが2021年からサービスを提供している。

 固定電話、携帯電話、IP電話などのサービスを提供している事業者は、電話番号数(020番号を除く)に応じて電話リレーサービスの提供に必要な費用を負担することが法令で義務付けられている。2023年度は税込み1.1円×10カ月の負担となる。

 2023年度は、2023年4月の利用分から2024年1月の利用分まで1番号あたり毎月1.1円を請求し、2024年2月と3月は請求しない。ちなみに2022年度は、2022年4月から9月までの6カ月間、1番号あたり毎月1.1円を請求していた。

電話リレーサービス料
2022年度と2023年度の電話リレーサービス料の違い
電話リレーサービス料
請求対象となるサービス(NTTドコモの場合)

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